2014年7月31日木曜日

生後455日目 起きている息子に会ってない・・・

昨日は息子が起きる前に仕事に出かけ、帰宅はいつもより1時間半ほど遅くなってしまい、その時には息子は「父ちゃんを待ちきれずに」眠ってしまっていたので、起きている息子の世話をすることはほとんどできなかった(写真も撮れていない)。お風呂も寝たままの状態で入れたくらいで、それも身体を洗っている間は目を覚まさず、湯船から出ようとした時に少し目が開いた程度だった。

・・・なので、写真は一昨日のものだ。今朝もまた起きる前に家を出てきた。

妻によれば日中は大暴れだったようで、中でも「お手々がウンチまみれ事件」が衝撃的だったそう。息子は右のお尻を掻く癖があるのだが、ちょうどウンチの時にお尻を掻いて、手が大変な状態になったそうだ。またその手を顔に持っていくものだから、妻も若干パニック。

とまあ、至って平和(?)な日常である。

一年前の記事を見ると、 息子の体重は6.7kgだったようだ。1年間で4.4kgの増加。入院や手術があって何回か減少もしているが、それを無視すると1日あたり12g。その僅かな差の積み重ねが成長なのだなぁと思う。

そうそう、今日は会社に第4世代iPadが届く(Airではない)。私は個人的にはAndroid派だが、作成しているWEBシステムのテストではiPad実機での確認が必要になるからだ。Amazonで買うとAppleストアより700円くらい安くなるようだったが、そのくらいだと公式ストアで買わない理由にならず、素直にAppleストアで購入した。もうしばらくすると(例によって10月頃?)新型が出るのかもしれないが、テスト機という意味では第4世代くらいがちょうどいい。個人的にはSurface Pro 3のほうが興味あったりする。



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2014年7月30日水曜日

生後454日目 人工内耳のリハビリ

今朝の出勤直前、妻にNHKのニュース内のレポートを「見て」と促された。愛媛県松山市にある、人工内耳を装着した子供たちのリハビリ施設についての報告だった。

人工内耳とは、頭部またはその周辺に装着したマイクの電気信号を蝸牛の神経に直接伝える装置で、埋込手術が必要だ。レポートでは、生後すぐに重度難聴と診断されて人工内耳の埋め込み手術を受けたお子さんがリハビリを受ける様子を映し出していた。

私が受けた印象は、大きめの補聴器に加えて、かなり大きめのマイクがかなり目立つということ。装着しているお子さんが小さいのでそのように見えるのかもしれないが、レポート内でもある程度外見を気にするような年齢になると、人工内耳を嫌がって外し、手話でコミュニケーションを取るという選択をする人もいると報告されていた。

人工内耳で聞こえる音を再現した音声を聞いたが、 質の悪いトランシーバーから聞こえるような音だった。静かな環境であれば聞き取れるだろうが、周囲が騒がしい環境ではかなり難しそうだ。したがって、リハビリでは人工内耳での聞き取り、その音を聞いた上での発声、手話の練習を並行して行うことになるそうだ。

妻のママ友にも、口唇口蓋裂と片耳難聴のお子さんをもつ方がおられる。

ラベル:難聴

そういうこともあって、妻としても気になっているのだろう。

人工内耳のリハビリ施設の一覧を調べると、人口が多めの県で1~2施設、人口の少ない県にはない、という感じだった。

人工内耳の地域別病院情報

口唇口蓋裂の構音障害のリハビリも時間が掛かると思われるが、人工内耳のリハビリも長期間に渡ると思われる。その期間は頻繁に通う必要があるので、遠隔地の場合はかなりの負担になると思われる。

・・・
昨日の息子は、海岸沿いの親戚の家に遊びに行った。高齢の伯母(妻から見て)がおり、ウェルニッケ脳症を患い、元々マシンガントークする伯母さんだったのが普通の喋りになったらしいが、息子と遊ぶのはちょうどいい刺激になったようだ。



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2014年7月29日火曜日

生後453日目 佐世保の事件の動機は・・・

長崎・佐世保で起きた女子高校生による同級生の殺人事件は、何とも痛ましい。捜査当局によって慎重に動機などが調べられているが、本人は「人を殺してみたかった」とか「遺体を解剖してみたかった」という趣旨の供述をしていると伝えられている。

その供述が本当であれば、被害者には何の落ち度もなく、単に「殺したいから殺した」という犯人の興味本位の行動の犠牲になったことになる。これでは本人も浮かばれないし、御遺族はやりきれないことだろう。妻はそのニュースを見て、「もし子どもがそんなふうに殺されたら、時が止まってしまうわ・・・」と呟いた。

犯人の女子生徒の母親は昨年に亡くなり、父親はその後再婚。継母とあまりうまくいっておらず、それが理由で独り暮らしを始めたという報道もある。とはいえ、母親がおらず、父親が再婚したという境遇の子どもは世の中に沢山いるし、その子達のほとんどは普通に暮らしている。犯行の理由にはならない。

妻は、「育て方なのかなぁ」と訊いてきた。それもあるかもしれないが、この場合は生まれ持ったものが大きいのではないかと思える。良心や他者への共感性の欠如。反社会性人格障害(サイコパス)の疑いもあるようだ。

・・・

妻は昨日も、子育て支援センターに息子を連れていった。前回話しかけられた、言語発達を心配するお母さんとお子さんも来ておられた。今回も色々と話をしたらしい。

生後443日目 言語発達を心配するお母さん

上の子の時にほとんど外出しなかったことを反省しているお母さんは、こうしてなるべく顔を出しているそうだ。「上のお子さんは何歳?」と聞かれた妻は・・・
「何歳というか・・・ 大学生・・・(>_<)」
 と答えた。そのお母さんが激しく驚いたのは言うまでもない。
「32歳位かと思ってました」
実年齢からマイナス10歳である(笑 まんざらでもない妻。
「ということは、もう、一人育て上げたんですね!」
「えっと、まあ、そういうことになるけど・・・。その時々にやることをやってただけで・・・」
「すごいなぁ。一番大変だったのはどんなことでした?」
「う~ん・・・ まあ強いて言えばお姉ちゃんは小学生の時に身体が大きかったから、デブとか何とか言われてからかわれたとか、かな。。。大学受験とかは主人に任せっきりで」
そんな会話をしていたら、他のお母さんにも話しかけられ、コップ飲みができるのをすごく驚かれたそうである。私達とて、口蓋裂手術がなければコップ飲みの練習などまだしていなかっただろう。

息子は相変わらず高い所へ登って目が離せない。登るだけならまだしも、立ち上がって踊る。そして足元を見ていない。たぶん何回か落ちるだろう。


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2014年7月25日金曜日

生後449日目 日焼けに注意

1年前にどんな記事を書いていただろうかと参照してみると、2013年7月24日の記事は、望まぬ妊娠をした女性たちが駆け込むNPOの女子寮のドキュメンタリーの感想記事であった。

生後83日目 「彼女たちの出産」を観て

それから1年、状況が大きく改善したという話は聞かない。ただ、産科のある病院が幾つか無料で特別養子縁組を斡旋するようになったというニュースは耳にしたことがある。そうした取組みが、子供たちが幸せになるために拡がっていきますように。

・・・
息子はと言えば、禁止されていたはずのテレビ台登りを敢行し、妻が根負けしている状態。テレビ台に上がる動作も慣れたもので、スムーズな動きに感心している。妻はストーブなどの周囲に使うフェンスを買おうかと真剣に考えているらしい。まあ、落ちなきゃ良いのだが・・・

昨日の妻と息子は、車で30分ほどの親戚に諸用で呼ばれて、お礼に「ゆずシャーベット」「たこ焼き」などを大量に貰ったそうだ。息子はシャーベットをカップに1個半食べたそうだ。夕方にも普通に食べたあとでヨーグルト2個+パン、さらにスポーツドリンクも200ml近く飲むなど、大食漢ぶりが加速している。しかし、お風呂での体重は11.0kgのまま。大量の汗をかいているからだろう。

汗と言えば、日本各地で猛烈な暑さとなっている。私達の家からは車で40分ほどの「高梁市」というところでは、昨日日本で2番目に暑い37.2℃だったそうだ。特にお年寄りと子どもの熱中症に注意したい。

そうした猛暑のニュースの中で、海水浴場で母親に抱かれた1歳くらいの幼児の映像が流れた。妻が注目したのは、暑そうな母子の顔ではなく首筋から肩にかけて真っ赤になった子どもの皮膚。
「何考えてるの! 日除けもせずに!!」
日陰もない海水浴場で、幼児を直射日光に晒したまま砂浜に座っている母親。自分は日焼け止めを塗っているのだろうか、その腕は赤くなってはいない。しかし幼児の皮膚の状態はもはや熱傷に近い状態だろう。恐らく昨晩あたり熱が出ているのではないか。夜間救急に連れていったら「あたりまえです」と言われるだろう。

海水浴でなくても、少しの外出でも熱中症やひどい日焼けになる可能性がある時期になった。十分に気をつけていただきたい。



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2014年7月23日水曜日

生後447日目 パチンコ屋の駐車場に放置された子

会社の帰り際に、同僚から大きなキュウリを貰った。同僚の両親が畑で作っているキュウリは、この時期どんどん成長するので自家消費では間に合わず、近所に配ってもまだ余り、会社に毎日のように持ってきている。

帰宅して妻にキュウリを見せると、彼女は夏野菜が大好きなので大喜び。10分後、キュウリはサラダになって食卓に出てきた。ちなみに昨日の夕食はキュウリ+トマトのサラダとナスの煮浸し。ダイエットのため夕食時には炭水化物を摂らず、朝食に回すようにしているので、メニューはそれだけ。

食事をしながら、妻が嫌なニュースを話題にした。よくある事件だが、沖縄のパチンコ屋の駐車場に停めた車に6時間半放置された生後5箇月の乳児が死亡した、というものだ。妻が言うには、母親は「死ぬと思っていた」と言っているとか。この時期の沖縄の気温ならば、車内に乳児を30分でも放置すれば生命の危険があるのは明白だ。それが6時間半となれば、重過失致死というより殺人だろう。。。

「子供は親を選んで生まれてくる」なんていう人がいる。幸せに、大切に育てる親であればそれで良いが、ではこの子はパチンコ屋の駐車場で蒸し焼きにして殺される為に親を選んだのか。死ぬほどではなくても、親に虐待を受けたことがある子供が「親を選んで・・・」という言葉を聞いたらどう思うだろうか。私自身も含め、子供に接する機会のある者は、言葉遣いに気をつけたい。

子供は親を選べない。そしてどうしようもないクズ親も一定の割合で存在する。ならば、こうした事件が起きる環境を少しでも減らすことが重要だ。賭博罪を厳格に適用してパチンコを違法とし、全面禁止するという方法もある。あるいは、15分といった短い周期での駐車場の車全台の監視を義務付け、子供が放置されている場合は窓ガラスを破壊して救出し、警察に通報する、という条文を駐車場の利用規定に明記する、など。こうした対策にかかる費用は、もちろんパチンコ屋が全て負うべきだ。

・・・
昨日妻から聞いた話で楽しい方も書いておく。

息子はヨーグルトが大好きで、最近では70gのカップを一度に2個食べる(「ダブル」と呼んでいる)。その2個目が終わると、いつもクロワッサンなどのパンを食べるのが習慣になっている。昨日の日中、ヨーグルトが終わると、息子は脇においてあったパンの袋を取りに行き、ワーワー言いながら妻に渡したそうだ。

私もヨーグルトの「ダブル」を食べさせたあとで、パンをあげずに知らんぷりをしてみたら、やはりパンの袋を取りに行って私に渡してきた。色んな事が分かってるんだねぇ(^^)



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2014年7月20日日曜日

生後444日目 友達と遊ぶ姿を見る

行方不明になっていた倉敷市の女児は、岡山市内の民家で無事保護された。民家に住む49歳の無職男性が逮捕され犯行を認めているので、追々犯行の詳細や動機が判明するだろう。ともかく、命があって、怪我もなく帰ってきて良かった(怖かったとは思うが)。

ちなみに監禁されていたのは岡山市の楢津(ならつ)という地区で、女児の自宅からは車で30分くらいの場所である。女児の持っていた携帯電話のGPSの情報は今回あまり役に立たなかったことになる。発見の決め手は女児の母親や周辺住民の不審者の車に対する記憶だったそうだ。防犯用の携帯電話が役に立つ状況も多々あるが、最終的には家族や地域住民の防犯意識にまさるものではないだろう。

・・・

さて、昨日も子育て支援に出かけて、息子にはしっかり遊ばせた。
他には1組だけ来ておられて、一緒に遊んでもらった。息子より1箇月ほど早く生まれた男の子。息子並みに頭が大きいので、思わずお母さんに「よく転びますよね!」と声をかけてしまった(^^; バランスをとるのが大変なのだろう。まだ歩かないそうだ。しかし手先の動きは息子よりしっかりしているし、(お母さんにしか分からないが)幾つか言葉がでている。体重は息子と同じ11kg。身長は息子のほうが3~4cm大きい。

私は息子が同世代の子供と一緒に遊んでいる姿を見るのは初めてだ。病院の受診や妻のママ友との会食の場で一緒になることはあったが、一緒に遊ぶという状況ではない。

お互いに興味はあるようで、息子はお友達の顔を触りにいったり、お友達は息子に玩具のボールを渡そうとしてくれたり。こうした中で段々とコミュニケーションができるようになっていくのだなぁと思うと、保育園というのは重要な場所だとあらためて思う。

お友達がお母さんと帰った後は一人になったので、滑り台や階段マットでしばらく遊んでから帰らせていただいた。帰りの車内から熟睡してくれたので、午後は私達もゆっくり過ごすことができた。



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2014年7月19日土曜日

生後443日目 言語発達を心配するお母さん

夕方、自宅最寄りの駅を出ると妻が息子をチャイルドシートに乗せて迎えに来ていた。ちなみに駅から自宅までは徒歩4分。どうしたのかと思ったら、妻の実家(青果市場)に果物を買いに行くという。最近お世話になっている親戚・知人に持っていくためだそうだ。

車内での妻の話によると、今日は妻の実家に近い子育て支援に息子を連れて行ったそうだ。そこは人数が多く、20組くらいの親子が来ていて、息子は騒がしさに驚いて最初の頃は泣いていた。しかし、そのうち慣れて遊びだした。

そうしているうち、他のお母さんに話しかけられた。1人目は、片言の日本語で喋る、見た目はインドネシアかフィリピンから来られたようなお母さん。お子さんは6箇月で、小柄なほうだが身体発達が早く、元気いっぱいだったそうだ。その方に「一人目デスカ?」と聞かれ、「上にお姉ちゃんがいます。大学生の・・・」と答えたら、のけぞって驚かれたらしい。「オ若ク見エルカラ、ビックリシマシタ」と、妙に日本人っぽいフォローをされたと言っていた。日本での初めての子育てで、気軽に話せる友達が欲しいのかもしれない。

もう1人のお母さんは、息子と同じ1歳2箇月の男の子を連れていた。そのお子さんは言葉、というか発声が無くて、とても心配しているのだそうだ。私達は息子の口唇口蓋裂の治療の一部として、リハビリや言語聴覚士の先生に頻繁に診察してもらっていることもあり、言語や構音に関して一般の方よりは関心がある。なので、そのあたりの悩みは共感できる部分がある。

そのお母さんは、お子さんの言語の発達が気になって、病院のリハビリには通うものの、他の外出はあまりできないのだと言う。外で会った人に子供に話しかけられると、反応が少ないことで変に思われるのが辛いとか、そんな気持ちはわからなくもない。しかし、それでは子供の発達に良くはないと、頑張って子育て支援に来て妻に話しかけた、ということらしい。

私達は生まれる前から子供の障害が分かっていて、出産前からそれと向き合い、出生直後から治療を第一優先にしてきた。多くの専門家と家族・親戚・知人の助けを得て、同じ病気のお子さんの親御さんと励まし合いながら進んできた。正直、生まれた時に何の問題もないお子さんを見ては少しだけ羨ましいと思ったこともあるが、子供の障害を通して学んだことや得られたものはそれよりはるかに大きい。障害はないに越したことはないが、障害があるからといってマイナスばかりではないということは分かるようになった。

言語発達を心配されているお母さんの気持ちは、私達で言えばエコーで口唇口蓋裂と診断された時の気持ちに近いのかもしれない。今は不安ばかりなのだろう。しかし口唇口蓋裂も言語発達障害も、治療は長丁場。お母さん一人で抱え込まず、色んな人に相談し助けを借りて、育児を楽しめるようになってほしいものだ。

それにしても妻は行く先々で様々なお母さんに話しかけられるようだ。今の子育て世代から見ると10歳くらい上で「昭和のお母さん感」が漂っているせいなのか、あるいは元看護師の雰囲気がそうさせるのか・・・。

・・・

昨日の息子は、やたら賑やかだった。帰宅してからも台所から妻が「今日の出来事」を私に話してくれるのだが、息子がずっと手を口の前で動かして「ウワウワウワウワ~」とやっているので、妻に「ご~め~ん、まっ・た・く、聞・こ・え・な・い」と謝らなないといけないくらいだ。でも、こうして大きな発声ができるということも有難いことなんだな・・・。


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2014年7月18日金曜日

生後442日目 結婚記念日、でした

昨日は結婚記念日。朝の時点では妻は思い出していないようだったが、会社に向かう電車の中でSMSが届いた。
「あら、結婚記念日だったね♡」
私はもちろん覚えていた。月曜日に駅の地下街にあるフラワーショップで、ブーケタイプの花束の予約もしていた。結婚記念日に花束、というのは、Twitterのフォロワーさんの旦那さんの完全なるモノマネだ。ちなみに去年は・・・

生後76日目 結婚記念日

こんな感じで、ケーキにした。今年は私がダイエット中(家庭内では「ダイエッ父ちゃん」と呼ばれている)のため、ケーキはやめておいたという事情もある。

花束といえばメッセージカード。これもフォロワーさんのマネだが構わない。同じ地下街にある雑貨屋さんで小さなカード&封筒のセットを買い、帰りの電車でメッセージを書いた。文面は恥ずかしくて載せられないが、「いつもありがとう」の感謝の気持ちと、これからもよろしく・・・というようなことを書いた。

帰宅して花束を渡す。メッセージカードを見つけた妻はやはり喜んでくれた。声に出して読むので恥ずかしくてかなわなかったが・・・。
ちなみにブーケタイプの花束は、イメージカラー(ピンクとオレンジ)と用途(結婚記念日用)を伝えると、花屋さんがおまかせで作ってくれた。美的センスが乏しい私のような人間にはありがたい。価格もそれほど高くない。

妻が花束を花瓶に飾ったあとの会話:
「お花屋さんはすぐに作ってくれたの?」
 「月曜日に予約してました」
「まあ、ありがとう♪ メッセージカードはどこで書いたの?」
「電車の中。たまたま座れたから。揺れて書きづらかったけど(字が汚い言い訳)」
と、そんな感じで平和に過ごした結婚記念日だった。

息子はほとんど一日中、靴を履いて過ごしたそうだ。履かせるときもそれほど嫌がらず。
目下、洗濯バサミを口に入れて遊ぶのがブームである。

それから11月の口蓋裂手術に向けて、 妻が抑制筒の準備にとりかかっていた。口唇裂手術の時に比べると、妻にしては非常に早いとりかかり。仮に装着してみると、本人はそれほど嫌がらず。肘が曲がらないまま遊んでいた。4ヶ月後にどうなるかは分からないが。。。



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2014年7月16日水曜日

生後440日目 形成外科受診11回目

ベネッセの情報漏えい事件では、ベネッセからシステム運用を委託された子会社が業務を協力会社へ再委託し、実際の作業はそこに派遣された派遣社員が行っていたところ、その派遣社員がカネ目当てに情報を抜いたというのが真相らしい。

つまり、ベネッセ→子会社→協力会社→派遣会社→派遣社員という多重下請け構造(悪く言えばピンハネ構造)ができあがっていた中で起きた事件である。例えば人月80万円で子会社が請け負っていたとしよう。各々が2割の利益を取るとすると、子会社(80万)→協力会社(64万)→派遣会社(51万)→派遣社員(40万)となる。実に最初の金額の半分だ。ここから年金や健康保険料などの諸々を差し引けば、派遣社員の手取りは20万円台になるだろう。

ベネッセの新顧客基盤はOracleの高度なデータベースシステムで構成されており、運用管理には広く高度な知識・技術が要求される。各種手続きも煩雑だろうし、時間外に呼び出されることもあっただろう。 そうした高度な知的労働の対価として、当該社員に支払われていた賃金は妥当なものであっただろうか(その可能性はかなり低い)。

もし十分な待遇を受けている子会社の社員が、必要な知識を得て自ら運用していたら、今回のような事件は起きなかったのではないか。情報犯罪は、こうしたスキルと待遇の逆転現象を下地として起きることが多い。今回の事件の責任を派遣会社社員の個人の責任にしてしまうならば、何度でも同じような事件は発生するだろう。

・・・

今日は有給休暇を取得して、息子の形成外科受診に向かう。いつも一緒に受診している妻のママ友さんは、急に来れなくなってしまった。保育園に通うお姉ちゃんがヘルパンギーナを発症してしまったとのこと。妻も3ヶ月ぶりに会えると楽しみにしていたので残念そうだ。
今回の受診は、形成外科・耳鼻科と言語。リハビリはDr.の予約が取れず3科だけになっている。午前中には終わるだろう。ママ友さんが来ていれば病院のレストランでランチを、と思っていたが、私達だけなら早々に帰ってくるかもしれない。

形成では、そろそろ手術の日程が決まるだろう。ママ友さんからは手術の時期を合わせたいので教えてほしいと言われているそうだ。耳鼻科は恐らく簡単なチェックのみ。問題は言語聴覚士さんとの面談かな。。。発達の状態をどのように捉えられるか、少々プレッシャーがある。

・・・

病院からの帰り道、西松屋とディスカウントスーパーでの買い物を済ませて帰宅した。

形成外科では、口蓋裂の手術日が決まった。11月11日(火)で、入院は前日から。入院期間は10日から2週間と予想されている。術前検査は10月29日(水)。医師からは、とにかく風邪を引かせないようにという注意を受けた。3箇月間全く風邪を引かないというのは難しいと思うので、10月に入ったら、他の子供との接触や不要な外出を控えるようにするぐらいだろうか。

耳鼻科は簡単なチェックのみ。今日はリハビリが予約できていなかったと思っていたのだが、予約できていなかったのは言語のほうだった。リハビリでは、発達に関する質問に答えて、アドバイスを頂いた。医師の意見では、口蓋裂がある子としては構音の経過は良い方。ただし、多くの例と同じように段々遅れてくると思われるが、2歳くらいまでに徐々に追いつく感じになるように見守りましょう、ということだった。



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2014年7月15日火曜日

生後439日目 大食漢・・・

妻がNexus7(2012)でFacebookを見ながら、この「知り合いかも」ってどういう条件で出てくるの?という質問をしてきた。「友達の友達を候補表示してるのが主だけど、細かい条件はFacebook社しか分からないね」と答えてみたが、スーパーアナログ人間の妻はイマイチ納得がいっていないようだ。

少し調べてみると、「知り合いかも」の表示基準が以下のページに示されていた。

Facebookで足跡はバレる?「知り合いかも?」の仕組について

自分が「知り合いかも」に表示されないようにする方法もあるので、気になる方はご覧頂きたい。

・・・

昨日帰宅してからのこと。午睡から起きたばかりの息子に、まずはヨーグルトを1個と食べかけのクロワッサンの残り約1/4食べさせた。それだけでは収まるはずもなく、妻が食事を取りながらクロワッサンを丸々1個。もうお腹いっぱいか?と思いきや、さらに欲しがるのでお味噌汁ご飯をお茶碗一杯完食した。

「さすがにこれだけ食べたら吐くんじゃ・・・」
と心配になったが、当の本人はエネルギーが充填されたため、元気に暴れまわって吐く様子はない(お腹は出ているが)。お風呂の後でもヨーグルトを食べお茶を飲み・・・、妻に聞いていたとは言え、恐ろしいくらいの食べっぷりである。これで体重の増え方が少しずつ(身長は伸びている気がする)なので、日中の消費カロリーが膨大なのだろう。昨日の日中は遂にテレビ台から2回も落下し、妻に「テレビ台登り禁止」を言い渡されている。
そんな息子の、移り変わる「お気に入りのお歌」は、現在「しまじろうのわお!」のエンディングテーマである「トモダチのわお!」になっている。
作曲は石野卓球氏、作詞と歌はPUFFY。これが流れるとかぶりつき。まあ、現在何かと話題のベネッセのキャラクターなのが微妙なところだが、子供が好きなものなので仕方ない。DVDを買おうかと一瞬真剣に考えたが、そういえば我が家のTVにはHDDが内蔵されているものの、DVDの再生機能は無かったのだった。。。




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2014年7月14日月曜日

生後438日目 口唇裂術後の授乳

サービス付高齢者向け住宅に入居している伯母の、「気兼ねなく弟妹に連絡を取りたい」というリクエストを受け、現在携帯電話の契約を検討している。 85歳だし軽度の認知症なので、スマートフォンのタッチ操作は難しいのではないかと思われる。私の家族、および妻の家族は全員auに契約しており、巨大な 家族割グループを形成しているので、契約するならauだろう。しかしauのオンラインショップで見るところ、京セラの「簡単ケータイ」でもかなりの金額 だ。契約者を誰にするかも含め、いろいろ考えている。

・・・

さて、息子は既にホッツ床を自ら卒業し、フォローアップミルクを飲む回数も減ってきた。その代わりに、ヨーグルトとパン、味噌汁かけご飯などを大量に食べる毎日だ。特にヨーグルトは1日に6個とか7個とか食べており、妻の言う「暴飲暴食」も大袈裟ではないように思える。

なのだが、数少なくなってきたフォローアップミルクの授乳では、いまだに「細口」で飲んでいる。口唇裂の手術後、傷痕の保護の必要が無くなった頃から、「普通の乳首にして上顎の筋肉を鍛えましょう」といった指導を受けていたし、他のお子さんの親御さんにも、そうした指導を受けたという話を聞いていたので、何回かトライしたことはある。

だ が、術前にあれほど嫌がっていた細口なのに、術後にそれに慣れてしまうと、普通の乳首どころか、術前にそれでしか飲まなかったP型すら、思いっきり拒否。 1日に1度、私が帰宅した時に練習していたのだが、全く成果はなかった。そしていつの間にか諦めてしまい、細口のまま今に至る。

形成外科ではそういった指導をうけてはいたが、矯正歯科で診てもらうと特にそういうことは言われず、「上顎の状態は良いのでホッツ卒業OK」とお墨付きを頂いたりした。

考 えてみれば、術後の哺乳における乳首だけで構音障害が出るか出ないか決まるわけでもない。離乳食を食べる時のお口のモグモグでも、口内の筋肉は鍛えられる はずだ。通常乳首の練習をして、それを素直に受け入れられるお子さんなら何の問題もない。しかし、そうでないお子さんも沢山いるのだ。

医療側としては、「普通乳首にして吸う力や顎を動かす筋肉を鍛えれば、構音障害の確率を減らせる」という思いがあるのだろう。それは正しい。だが所詮、それは当事者でなく、24時間ケアをしなくてはならない親でもない他人の意見であり、ただの「理論」だ。

口 唇口蓋裂のお子さんを出産されたお母さんは、医師からそうした指導を受ければ、何とか実践しようと必死になる。市販されているあらゆる乳首を買い求めては 試行錯誤を繰り返す。だが、それでも、どうしても飲めないお子さんは居るものだ。授乳の度にお子さんを泣かせてしまって親子共にストレスが溜まり、「私が ちゃんと産んであげられなかったから・・・」と自分を責めてしまうお母さんが多い。けれど、それは誰のせいでもない。

術 後の哺乳の指導をされる医師や看護師・言語聴覚士さんには、指導において少しの心遣いをお願いしたい。例えば、「できれば普通の乳首にしたら筋肉が鍛えら れていいんだけど、もしあまり嫌がるようだったら、1日1回くらい練習するくらいの感じでやってみてね」とか。それだけで、お母さんの気持がずいぶん軽く なるはずだ。
帽子を自分でかぶろうとする息子。頭にかぶるものだということは分かっているらしい。


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2014年7月13日日曜日

生後437日目 子育て支援、児童養護施設で暮らす子、そして伯母のこと

昨日は土曜日で私が休みだったので、市の子育て支援事業「親子クラブ」に私も参加した。車で30分の所だが、細かい場所が私にはわからないので、妻が車を運転。私と息子は後部座席。息子は、サングラスをした妻が振り返っても母親と認識しているのかどうか微妙な感じ。どちらかと言えば怖がっていたかもしれない。

開放されている部屋は広く、土曜日のせいか他のお子さんはおられなかった。対応してくださった職員さんを加え、大人3人で息子1人を見守るという状態だ。階段マットや滑り台、様々な玩具を使って広い空間で遊べ、そして怒られない(^^; ので、息子は楽しそうだ。

職員さんとは、色々な話をさせて頂いた。この時期までの手術やケアの苦労。形成やリハビリやST(言語聴覚士)の先生にどんな指導をされるのか、など。口唇口蓋裂のお子さんを持ったお母さんの中には、指導での言葉を深刻に受け止めすぎてしんどい思いをされている方もおられること。

口唇裂の傷痕を見て、何気なく「すごく綺麗になったわね」と言われるだけで心が重くなるということも、当事者の親でなければおそらく分からない。「他にも色々と(構音、歯列矯正、言語発達、遺伝、結婚・・・)しんどいのよ」と、口には出さないが、その思いは心の底に少しずつ積み重なっていく。そういった受け取り方も人それぞれではあるけれど。

私もそうしたお話を保育士の方などとお話することで、ある程度自分の心の中の重みを消化しているのかもしれない。このブログもそうなのかもしれない。

1時間半ほど経過して息子がぐずり始めたので、帰らせていただくことにした。こうした育児支援の場が提供されているということは、実際に行ってみて重要な事だと感じた。

息子は車内ですぐに眠りはじめ、帰宅してもしばらく眠っていた。

・・・

起きて昼食のあと、いつもの週末のように実家へ。その行き道で友人の所に寄って、夏休み中に隣の市で開催されているサーカスのチケットを渡す。妻の実家が仕事のお付き合いで購入したチケットだ。息子にサーカスはまだちょっと早いと思われるので、小学生の子供を持つ友人なら・・・と思って渡すことにした。

チケットが使えそうか友人に聞いてみると、自分の子供ではなく、児童養護施設に入所しているある男の子と行こうと思っているとのこと。その子には、1年以上前の友人宅でのバーベキューで私も会っていた。 友人の子供達は3人きょうだいだが、まるで4人きょうだいのように遊んでいた子がいた。その子のことらしい。

そういえばあの時、ネグレクトのような状態らしいと聞いた記憶がある。その後すぐ、その子は児童養護施設に入ることになった。同じ地区に親が居て家があるというのに、児童養護施設から通わなくてはならない小学生。いったいどんな気持ちなのか、想像するだけで胸が痛む。私も、友人のように何かできることをしなくては。。。

・・・

実家へ行って1時間ほどして帰り、自宅で休んでいると、携帯電話に実家から着信した。何か忘れ物でもしただろうか。

電話は母からで、内容は近くのサービス付高齢者向け住宅に入居している伯母のこと。伯母は昨年、足の甲にできた有棘細胞癌の手術と放射線治療を受けた。その治療の時、主治医から「あと2年」と言われていた、ということを、母は私に伝えたかったらしい。今までいろいろ考えたが、最終的に私には伝えておこうと思ったそうだ。

「そう・・・。わかりました」と低い声のトーンでやりとりしていた私の様子を心配して、電話が終わった後に妻が「大丈夫? たいへんなこと?」と訊いてきた。その時は反射的に「ん? いや、大丈夫だよ」と答えたが、いずれ妻にも話しておかなければいけないだろう。

・・・

今日は雨模様だが、伯母の所に息子を連れて行ってみよう。



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2014年7月11日金曜日

生後435日目 哺乳の工夫(ピジョンP型・逆止弁なし)

ベネッセの個人情報流出は、最大で2000万件超という報道がされている。1件あたり少なくとも親1人、子供1人とすれば、4000万人分の個人情報が漏れた可能性があり、国民の3人に1人である。過去に何らかの商品を契約したことがあれば、ほぼ個人情報が流出していると考えたほうがいいだろう。

ベネッセの原田泳幸会長兼社長は、アップルコンピュータ、日本マクドナルドの取締役をつとめ、現在でもソニーの社外取締役である。会長兼社長には今年就任したばかりであり、情報流出の時期が昨年末と推定されているから、その意味では直接の責任は無いといえる。ただ、犯人を「グループ会社社員以外で、データベースの高度な権限を持つ内部者と推定」と発表したタイミングが早すぎたのではないか。これを逆に読めば、「そのような重要な権限を社外の者に与え、かつ情報へのアクセスを許していたのか」ということになるからだ。こういう時は、「全力で警察の操作に協力しております」とだけ言えばいい。まあ、私は門外漢なのだが、情報セキュリティに携わる者としては少し黙っていられない部分だ。

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さて、息子は時々フォローアップミルクを飲むだけで、別に卒業しても良い状態になっているのだが、生後数か月で口唇裂手術前の赤ちゃんでは、哺乳が一番の問題となる。口唇口蓋裂用哺乳瓶にはピジョンP型、NUK、メデラ・スペシャルニーズフィダーなどがあるが、安価で手に入りやすいのがピジョンP型だ。私達はNUKやメデラを使ったことがないので、評価はできない。

そのピジョンP型は、上顎に当たる部分がやや平らになった乳首と、乳首の中に組み込まれた逆止弁、 柔らかい樹脂製の瓶で構成されている。口唇裂があると空気が漏れて口腔内を陰圧にするのが難しい。そこで、乳首を上下の顎で押しつぶすようにすると、逆止弁の効果で口の中にミルク(または母乳)が流れこむようになっている。乳首には小さな穴があり、こちらは乳首が元に戻る時に、空気が流れこむようになっている。

これは息子の1年前の写真。瓶は外出用に小さなものに変えているが、乳首はピジョンP型だ。息子はこれで調子よく、ゴクゴク飲んでいた。

しかし、お子さんによっては、ミルクが出てくる量が飲み込める量をオーバーしてしまい、泣きだして飲むのをやめてしまったり、吐いてしまったりすることもあるようだ。Twitterなどでそうした声を何度か拝見したことがある。

こうした時には、乳首の中の逆止弁を外してみることをお勧めする。こうするとミルクが出てくる量がかなり少なくなり、お子さんが無理なく飲めるようになることがある。ミルクが少なすぎる時は、乳首の先端の切れ込みを、カッターなどで少し大きくすることも考えられる。流量がちょうど良くなれば、おしゃぶり感覚でず~っとチュッチュして、少しずつ飲んでくれる。

これは昨日の息子。ブラウン管テレビ用の台に液晶テレビを置いているため、格好の「お立ち台」と化しており、このように登ってはしゃぐのが通例となってしまっている。基本的に起きている間は暴れているので、最近はなかなか体重が増えなかったが、昨日の風呂では11.1kgになっていた。妻曰く、「日中は暴飲暴食」というくらい食べているらしい。まあ、欲しいだけ食べればよろしい。。。子供は丸々してたほうがいいだろう。


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