2014年9月30日火曜日

生後516日目 トラブル対応・・・と国税関係書類

昨日は遅くまでトラブル対応に追われ、帰宅したのは息子がほとんど眠りそうな状態の頃。今朝も息子が起きる前に出てきたので、ちゃんと息子の様子を観ることができていない。妻が、11月の息子の口蓋裂手術に向けて、左右の抑制帯を結ぶ方法をいろいろ考えて、手芸店で買ってきたものの説明を聴くのがやっとだった・・・

その仕事に加え、ローン契約に絡んで、過去3期分の確定申告書類と納税証明書を提出しなければならなくなったので、昨晩はその処理をしていた。直近(25年)のものは目につく所に保管していたのでOK。その前(24年)は少し探したら出てきたが、3期前(23年)の控えがなかなか見つからない。

仕方ないので確定申告ソフトの保存データを探し、平成23年版の「みんなの確定申告」のCD-ROMを見つけ出してインストール。だが、保存データを「みんなの確定申告」に認識させる方法がわからない。苦労したあげく、パブリックドキュメントのSorimachiの下に保存データをコピーすることで対処できたが、この時点で午前1時。さらに納税証明書の交付申請と委任状を書くのにも、用紙をプリントアウトしている途中でPCがブルースクリーンになるなどトラブル多発。結局眠ったのは2時くらいだった。

今朝、シャワーのついでに自分の体重を計ると、前日から1.1kgも減少していた。こういう痩せ方は良くないと・・・何度も思っているのだが。

これは秋分の日にショッピングセンターの中の店でモーニングを食べた時のもの。昨日は写真が撮れていない・・・。

さて、今日もトラブル対応の続きなのでこのへんで。



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2014年9月29日月曜日

生後515日目 安全運転を!

日曜日の運転免許センター。午前8時半からの受付開始というのに、8時15分に行ってみるとすでに窓口前に80人ほどの列ができていた。すでに窓口で更新申請用紙をもらい、必要事項を書き込んでいる人もいた。いったい何時から並んでいたのだろうか。

免許更新後にローン契約へ行くつもりだったので、妻と子も連れてきていた。妻が「母子ルーム」なるものを見つけたのでそちらに行ってもらい、ひたすら窓口に並んだ。視力検査、写真撮影のあと講習。講師の話は30分ほど。せっかくなので前から2列目でメモを取りながら聴くことにした。

講習によれば、重大な交通事故は全体としては減少傾向にあるようだが、高齢者が関連した事故が多いそうだ。夜光反射材の使用などが呼びかけられていた。また、事故の原因として最近増加しているのが、スマートフォンなどの運転中操作があげられていた。気をつけたいところだ。

講習が終わり、妻を呼びに行ったところで10時前。食堂でセルフのうどんなどを食べても10時過ぎだった。ローン契約の約束の時刻は15時だから、5時間以上もある。妻も特に用事を思いつかないということで、走行距離的には無駄になるが一旦帰宅することにした。

・・・

ローン契約先の銀行には、自宅からだと約50分かかる。少し余裕を見て1時間前に出発し、目的地まであと10分のところで、事故を目撃。左折の自動車が後ろから来た直進の自転車の後輪に少し接触し、自転車の男性は転倒したが怪我はなさそうだった。私達はそれを約50m後方の車内から見ていたが、驚くべきは自動車の運転手の行動。なんと、少し停車して自転車の男性と話していただけで、そのまま走り去ったのだ。

「えっ!?、ウソでしょ・・・」
妻も私もほとんど同時に声をあげた。さらに、自転車の男性まで何事もなかったかのように自転車で走り始めたのにも驚いた。

もし自転車の男性が警察に、「これこれのナンバーの車に当て逃げ(ひき逃げ)された」と申告すればどうなるだろうか。自動車側に圧倒的に不利な状況になることに間違いはない。いかなる状況であれ、事故を起こした場合には警察に届けなくてはならない・・・なんて、当たり前だと思うのだが。どれだけバカなんだろうか。

そんなこともありつつ、契約先の銀行に向かい、1時間ほどでローン契約の申込を済ませることができた。この間、息子が御機嫌だったので助かった。

銀行からの帰宅途中、またもや変な車に遭遇した。高齢者のマークを付けたデミオ。 前の車に異常なまでに接近して煽り、片側2車線の道路を右に左に進路変更。超がつくイライラ運転である。そうこうしているうちに私達の車の後ろに付いた。「君子危うきに近寄らず」で、すぐさま道を譲り、念のためその車とは別ルートを選択して迂回した。

人間、歳を取れば丸くなるものだと思うが、あのデミオの爺さんの運転の仕方はイライラもいいところだった。もしかすると、認知症が発症してきているのかもしれない。一般的に物忘れや判断速度の低下が認知症の症状だと言われているが、中には性格が非常に攻撃的になる場合があるという。前頭葉の活動が低下し、理性的な行動ができなくなることもあるらしい。だとすれば、一刻も早く、事故を起こす前に免許を剥奪すべきだろう。

・・・
車内では半分くらい眠っていた息子だが、帰宅してからは何やらぐずりっぱなしだった。体重は11.3kg。



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2014年9月28日日曜日

生後514日目 免許更新とローン契約

今日は午前中に免許の更新があり、午後には住宅ローンの契約を行うことになっている。私は平日の日中は仕事なので、所得証明や印鑑証明など、妻が市役所(の支所)に行ってくれていなければ書類を入手することも難しかった。唯一、源泉徴収票だけは(総務に頼むだけなので)私が用意できたが、今回の銀行は所得証明があれば源泉徴収票は必要なかった(他銀行の場合も考えて取ったのだが、無駄になってしまった)。

日曜日の免許センターは混み合うので、朝一番に受付をしようと思っているが、そうすると更新後から午後3時まで何をしていようか、ということになる。自宅から免許センターは40kmほど、免許センターから銀行は10kmくらいなので、一旦自宅に戻るのは無駄がある。

どこかで昼食をとるとして、時間が余ったら「こどもの森」でも行ってみようか・・・。大きめのお店のキッズコーナーでも十分、息子は楽しめるみたいだが。

・・・

「アルゴリズム体操」がお気に入りなのは変わらないが、このところは再放送を録画した「マルモのおきて」の「マル・マル・モリ・モリ!」でも踊っている。

さて、そろそろ出かける準備をするとしよう。



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2014年9月27日土曜日

生後513日目 口蓋裂手術の時期

息子が私の本棚から本を取り出して遊ぶようになり、日替わりで本がテーブルの上に出ているような状態だ。昨日出ていたのは「口唇口蓋裂の理解のために 第2版」。


息子が生まれる前、エコーで口唇口蓋裂と診断されてからすぐに購入して読んだ本だ。既に懐かしい感じがするが、もう一度口蓋裂手術に関する部分を読み返してみた。

 口蓋裂の手術は、日本では私達の施設も含め、多くは反語期(親の言葉を真似て反復発語する時期、通常一歳十ヵ月ごろ)の直前の一歳六ヵ月~一歳十ヵ月ごろ、体重十キログラムを目安として施行されます。
 口蓋裂の手術は、家族の心理、言語の面からは早期に行うことが望ましいわけですが、顎、顔面の発育の点からは、できるだけ遅いほうが有利といえます。
息子がかかっている大学病院でも口蓋裂の手術は1歳6ヵ月以後であり、この記述と整合する。ただし、この本にも記述されているが、口蓋裂の手術時期は施設・国によって様々なようだ。生後数ヶ月から6~10歳(2回法の場合)までその範囲は広い。もちろん、患児それぞれの状態によっても数ヶ月単位で変わるだろう。

言語と顎・顔面の発達のバランスを考えた手術時期が選択されているとはいえ、生後1歳6ヵ月であっても顎の発達に全く影響がないわけではないようだ。そのため、いずれにせよ術後のフォローが重要であり、顎の劣成長がみられる場合には矯正装置の使用もありうるらしい。

・・・
昨晩は妻の提案で、食後に近く(車で15分くらい)のショッピングモールへでかけた。内股の部分に穴が空いてしまった私のジーンズの代わりを買うためだ。休日の昼間に行くとものすごく混雑するので、こうして夜に出かけることが時々ある。

買ったのはユニクロのスリムフィットストレートジーンズで、4,000円ほどのもの。ちなみにジーンズを買うのはたぶん2年ぶりだが、ウェストが1サイズ小さくできたのは喜ばしい。ユニクロにはベビー服も結構揃っていて、モノによってはアカチャンホンポや西松屋よりも良いのでは?と思える商品もあった。

既に夕食をとっていたので私は何も食べなかったが、妻はフードコートで並盛り牛丼を注文した。そのご飯の約半分を息子に食べさせたのは私。こんなに食べられるのか?と思いながら・・・だが、当然のように完食してくれた。体重は11.3kg。



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2014年9月26日金曜日

生後512日目 「保育の必要性の認定」

昨日、妻は「割と動けた」そうだ。ローン手続きのための書類・・・銀行によって多少異なるが、市役所で取れる所得証明や住民票は取ってきてくれたし、私の勤務先は25日が給与支払日なので、銀行にも行ってくれた。市役所は母子連れには非常に優しくて、自動ドアを入った瞬間に声をかけてくれるそうだ。

市役所や銀行から帰ったあとも(珍しく)息子は良い子にしていたようで、アイロン掛けやら片付けやら、少しやりたいことができたらしい。

郵便受けに入っていた市の広報誌を見ていたら、来年4月からの保育の受付が始まるというお知らせが掲載されていた。制度が変わるとも書いてあって・・・
新制度では、幼稚園・保育所・認定こども園への入園を希望する場合、「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。
ということ。保育の必要性の認定、というのが新しい言葉のようだ。内閣府に資料があった。

保育の必要性の認定について - 内閣府 (PDF)

今までは、「保育に欠ける」要件を以下のように定義していた。

①昼間労働することを常態としていること(就労)
②妊娠中であるか又は出産後間がないこと(妊娠、出産)
③疾病にかかり、若しくは負傷し、又は精神若しくは身体に障害を有していること(保護者の疾病、障害)
④同居の親族を常時介護していること。(同居親族の介護)
⑤震災、風水害、火災その他の災害の復旧に当たつていること(災害復旧)
⑥前各号に類する状態にあること。(その他)
これを、以下のような「保育の必要性」に改める。
①就労
②妊娠、出産
③保護者の疾病、障害
④同居又は長期入院等している親族の介護・看護
⑤災害復旧
⑥求職活動
⑦就学
⑧虐待やDVのおそれがあること
⑨育児休業取得時に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であること
⑩その他、上記に類する状態として市町村が認める場合
大きな改正と思われるのが、就労が「昼間」に限定されなくなったこと、求職活動や就学、虐待・DVのおそれが理由に加えられたことだろう。

とりあえず我が家にとって関係が深いのは⑥求職活動が理由になることだ。妻が看護師として再就職する病院等を探している状態でも、保育の必要性が認定され、申込ができるということだ。

問題は申込の受付期間が、10月20日から1箇月間だということ。これだと受付期間の後半は息子の口蓋裂の手術の入院期間と重なる。また、市内の違う地区に引越しするので、どの窓口に申し込むかも微妙な問題だ。

・・・

体重11.5kg。お風呂でちゃんと自分で首まで浸かるようになった。たまにリモコンの「高温差し湯」を押すのが困りモノだが・・・



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2014年9月25日木曜日

生後511日目 ぐるぐる回る/無痛分娩

昨晩あたりから、その場でぐるぐる回って目が回るのを面白がっている息子。回り終わってフラフラ歩き、ペタっと座り込むか、コケる。ソフトマットの上ならまだ良いのだが、色んな所に頭をぶつけそうになるので心配だ。

それから、夕食は焼き魚を軽くほぐしたものをそのまま食べてくれた。
あと、炒り玉子も結構食べた。一時期心配した卵アレルギーもどこへやら。一晩経過した今朝もアレルギー反応は出ていない。

最近思うこととしては、手づかみで自分で食べているところを見てみたいのだが、一部の子ども用スナック菓子以外では、あまり自分で手を出そうとしない。積極的に手を出したら出したで大変なのだろうが・・・。

・・・

こんな記事が目にとまった。

無痛分娩 回復早く高齢出産リスク軽減
 麻酔科の奥富俊之診療教授は「体力の消耗を防ぎ、産後の回復も早い。医療上のメリットもある」と指摘する。出産で痛みを感じると、血管が収縮し、胎盤を 介して赤ちゃんへ送られる血流が少なくなる。だが、無痛分娩なら、痛みによる血流の変化を抑えることができ、赤ちゃんへの酸素を安定して供給できる。高血 圧や精神疾患など持病のある人は、脳出血やパニック発作などのリスクを抑えることが可能だ。高齢妊婦の場合、体力の温存ができる。
足掛け3日の出産に立ち会った夫の立場で言えば、妻の負担はできるだけ軽いに越したことはないので、本人が無痛・和痛分娩を望むのであればそうした方がいいのではないかと思う。

妻が出産した病院でも、和痛分娩を扱っていた。妊婦検診時に、和痛分娩のポスターを見て、妻にそれとなく話をふってみたが、妻は希望しなかった。なぜ希望しないのか・・・までは聞いていないが、彼女なりの考えがあったのだろうと思う。

無痛・和痛分娩を希望する妊婦に対して、「痛みを乗り越えてこそ愛着がわく」などといった意味不明な理由で反対、批判する人がそこそこ居るが、全くのナンセンスだ。日々医療技術は進歩しており、本人にとってその時のベストな選択をすることこそ理にかなっている。通常の外科手術では麻酔が当たり前になっているのに、出産にのみ激烈な痛みを強いる正当な理由はあるだろうか。



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2014年9月24日水曜日

生後510日目 「頭を下げればぶつかりません」

引越に向けて粗大ゴミを出しに行ったり、あまり高く売れなかったが古本を処分したり・・・といろいろ忙しい秋分の日だった。忙しいついでに実家へ行き、息子に犬や猫や鶏を見せたりもした。最近の芸は「アルゴリズム体操」の「手を横に あら危ない 頭を下げればぶつかりません」のフリで、妻が歌うとそれに合わせて頭を抱えてしゃがむ(というか頭を床につける)。これを実家でお披露目できたので、私の父母は大喜びであった。

父に11月の手術の保証人になってもらおうと署名の用紙を持っていったのだが、案の定、記入する欄を間違えて書いてしまった。もともと色々とピントがズレている父だが、歳をとってさらにズレてきているみたいだ。仕方がないので、もう一度用紙をもらってくることにする。

昼寝もせずに遊んでいたので、夜になるとネムネムさん・・・

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今日は私の健康診断。目標体重まではあと0.8kg落としきれなかったが、昨年よりはだいぶ減っているのでよしとしよう。




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2014年9月23日火曜日

生後509日目 会話での思いやり

私達は息子の口唇口蓋裂絡みの友人に恵まれているようで、1年と少し前、同時期に入院したお子さんのお母さん達と妻は今でも頻繁にメールや電話のやりとりをしている。

生後146日目 妻のメル友急増

妻はアナログ人間なのでケータイで長い文章を打つのが苦手なのだが、こと「口唇口蓋裂ママ友」とのやりとりに関してはいつも頑張って入力している。比較的重要な内容になると、私に校正を頼んでくることもある。

相手がママ友の場合に限らないが、メールの際に妻にアドバイスをしていることが2つある。
  • まず相手のことを気遣い、自分と息子のことはその後に書くこと
  • 「人それぞれ」を常に意識し、思い込みをできるだけ排除すること
読んだ人の立場に立って想像力を働かせ、相手が傷ついたり不快な思いをしないような文章を作ることは意外に難しい。また、メールなら推敲ができるが、これが会話になると簡単に不用意な発言をしてしまいがちだ。子供が同じ病気を持っていても、だ。

特に「奇形」や「遺伝」という微妙な単語が聞き手によって様々な受け止められ方をすることは留意すべきだ。年齢・性別はもちろん、育ってきた環境や社会的背景によって聞き手が受ける印象は全く異なることは知っておくべきだろう。やはり、社会経験をあまり積んでいない20代前半に軽率な発言が多いように感じるが、もちろん中には非常に丁寧に言葉を選んで会話ができる若い方もおられる。

逆に、ベテラン医師の中にも、こうした相手を傷つける発言をしてしまう人がいる。例えば、難聴が疑われるお子さんのお母さんに、さらっと「今は人工内耳もあるから」と軽く言ってしまうような人だ(実話)。

基本的に、誰でも「何も考えずに話せば必ず相手に不快な思いをさせる」くらいに思っておけばいい。病気に関することなら尚更だ。

ではどんな話し方をすれば良いの? ということになるが、これはケースバイケースなのでこれと言った答えはない。ただ、言葉を発する前に一呼吸置いて、一度胸の中でその言葉を反芻してみてほしいと思う。

こんなことを書くと、病院の待合などで声を掛けづらくなる、というお母さんがおられそうだが、そこはぜひ頑張って話しかけるようにしていただきたい。相手を思いやる気持ちを忘れなければ、それは必ず伝わるものだ。

・・・

息子の現在の遊び。メントスの空き容器に円柱形のソフト積み木を入れて出す、の繰り返し。

体重は11.4kgになった。



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2014年9月22日月曜日

生後508日目 中古住宅売買契約と、献血

日曜日は中古住宅の売買契約を行う日だった。不動産会社にて、売主の方も同席のもと契約を結ぶ。

約束の時間の10分ほど前に不動産会社に着くと、少し型式の古いトヨタの4ドアセダンが停まっていた。売主の方は既に来ているようだ。受付で名前を告げ、案内された会議室には、60代後半から70代と思われる男性が座っていた。品の良い感じだ。

重要事項、および契約の内容を不動産会社の担当者が読み上げる。最初は息子と妻も同室していたのだが、契約手続きが1歳4箇月児にとって面白いわけもなく、騒ぎ始めたので妻が部屋の外に連れていった。

書面の説明が終わると、あとはひたすら住所と名前を書く作業だ。10回くらい書いただろうか。私の住所はアパート名まで含めるとやたら長いので、おしゃれなメタル調のボールペンだと指先が痛くなってくる。売主の方は老眼鏡を掛けながらなので、さらに大変そうだ。

手付金や手数料の受け渡しが終わると、担当者が書類作成のために退室し、売主の方と2人だけになった。物件のある地区の町内会のことや、隣人のことなど、とりあえず当り障りのない話をするなかで、私達が引っ越す理由の話になった。

引っ越す理由の第一は病院に少しでも近いほうがいいこと。第二は矯正歯科へ行きやすいこと。第三は娘が通った高校に近いこと。である。「それなら確かにあの場所は便利ですね」と、売主の方も納得したようだった。

売買契約は午前中で終わった。どうしようか、と妻に聞くと、「献血」という意外な答えが返ってきた。確かに、献血カードには次回献血可能時期として2014/9/21と書いてある。。。

そんなわけで赤十字血液センターに行き、また400mlの献血を行った。可能時期ピッタリに訪れたためか、受付の方が「こちらからお呼び出ししたでしょうか?」と聞いてきた。もちろんそんなことはない。

献血中、看護師さんにその話をすると、私のようにOマイナスだったりすると、不足して緊急の状態になったときに依頼がくることがあるそうだ。一つ勉強になった。

・・・
帰宅するまでは私は元気だったのだが、食事を取ると少し身体がだるくなってしまい、またまた風呂に入れずに就寝してしまった。



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2014年9月21日日曜日

生後507日目 富士ソフトが再生鼻軟骨開発

再生医療とは完全に異業種の富士ソフトが、軟骨の再生医療に会社として参入するそうだ。

異業種から再生医療参入 富士ソフトが再生鼻軟骨開発
 ITソフトベンダーというまったくの異業種業界から、富士ソフトが再生医療事業への参入を目指している。自分の耳の細胞を培養して鼻軟骨を作るもので、 「インプラント型再生軟骨」として口唇口蓋裂の患者向けに商品化する。10月初頭に医師主導の治験申請を提出、来年にも自社で治験申請、6カ月程度の治験 期間を経て早期承認を目指す計画。

鼻の高度変形を伴う口唇口蓋裂の患者さんの場合、移植に用いる十分な大きさの軟骨組織を患者自身の身体から採取することが難しかった。耳から少量の軟骨組織を採取し、十分な大きさと適度な固さをもった軟骨をつくり、それを患者に埋め込むことから「インプラント型」と呼ばれている。

富士ソフトといえば、年賀状作成ソフトの「筆ぐるめ」などのパッケージソフトウェア製品が有名だ。私も、筆ぐるめはこの5年ほど年賀状作成に使用している。 調べてみると、富士ソフトはこうした分野の研究を行う大学の研究室に寄附を行ってきたようだ。

私もIT業界で働いているが、自分の仕事は息子の病気の治療とは何の関係もないと思っていた。しかし研究室への寄附という形であればどの業界からでも協力ができるし、事業化するにあたってはその会社独自のノウハウも活かせる場面があるかもしれない。あらためて考えさせられた。

・・・

 息子がドアのハンドルを回して開けるのを初めて見たので、妻にいつ頃からやっているのか聞いたところ、1週間ほど前からだそうだ。規制したお姉ちゃんが自分の部屋に出入りするのを見て覚えたらしい。トイレ中に開けられるのも時間の問題だ。



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2014年9月20日土曜日

生後506日目 妻、風邪でダウン

昨日の10時頃、妻から私の携帯へ直接着信した。頭痛と嘔吐下痢で横になっているという。こういう場合、世の旦那さんは思わず「帰ろうか?」と聞き返すことがおおいのではないだろうか。しかし、そもそも帰る必要がないなら電話をかけてこないはずだ。ただ、ストレートにそう言わないのは出勤したばかりの夫に「帰ってきて」とは言いづらい、というところだろう。

じゃあ帰るよ、と伝えながら、最低限何をすれば帰れるか考える。自分の作業は特に問題ない。チームのメンバーが午後から手空きになりそうなので、半日分の仕事を割り振ればいい。メンバーには、やや先行着手になるものの、簡単なバッチプログラムの単体テスト指示書を書いてもらうことにした。

有休扱いにして退社し何とか午前中に自宅に帰ると、居間で妻が横になり、その傍らで息子が遊んでいた。何とか妻と息子に昼食を食べさせて、夕方6時くらいまで寝てもらったところ、妻の体調も少し回復し、とりあえず病院には行かずに済んだ。

ソフト積み木では、少しずつ積み木を組み合わせたりするようになってきた。しかし基本は投げ散らかす感じ。妻は1日に5~6回、積み木を片付けているそうだ。


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2014年9月19日金曜日

生後505日目 妻の誕生日

昨日は妻の誕生日。「会社の帰りにケーキでも買って帰ってサプライズ」と思っていたのだが、朝一番で「誕生日だ・・・が~ん」と言っていて、ケーキぐらいではサプライズになりそうもなかった。

その妻と娘は、日中に焼肉店の大盛りランチを二人して食べていたらしい(通常、娘と妻がライスを「大」にし、ダイエット中の私は「小」ライスにする)。娘はそれなりに京都で節約生活を送っているので、たまにおなかいっぱい食べるのもいいだろう。

その娘は夕方4時頃に新幹線に乗って帰っていったそうだ。大量の訳の分からない荷物(例:高校の時の化学のプリントとか)とともに・・・

・・・

仕事帰りに駅の商業施設にあるケーキ屋さんで買ったのは普通のバースデーケーキではなく、ワッフルの10個セットを購入。色んな味をちょこちょこ楽しみたいタイプの妻にはちょうどいいだろうと考えた。凍っていて、持って帰ったらちょうどいい感じ。とりあえず妻が3個連続で食べ、ダイエット中ながら私も2個。シャリシャリした食感が楽しかった。

ちょうど1年前は、口唇裂の手術の術後5日目であった。



これが1年後にこうなる・・・



そう言えばハイハイの時期はとっくに過ぎて、最後にハイハイを見たのはいつだろう? 成長は楽しいけれど少し寂しい気もする。



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