2015年1月30日金曜日

生後639日目 1歳での手術と予防接種

一昨日下肢静脈瘤のレーザ焼灼術を受けて入院していた義母は、もう昨日には退院であった。昨日の朝に3割負担の場合の支払額を調べたところ、片足で3~4万円ということだった。2日分の入院費があるから、6万5千円~9万円と予想し、カードで立て替えて払えばいいよ、と言って出勤した。

帰宅して聞いてみると、支払いは予想最低ラインの6万5千円ほどだったようだ。今月の総支払額によっては、高額医療費制度の対象になるかもしれない。妻は息子を連れて義母の退院手続きも行った。入院+手術の日よりやることは少ないとはいえ、手術直後の義母に息子の面倒を見させるわけにもいかず、大変だったようだ。

一昨日
・・・

さて、昨日の記事でも少し触れたが、口唇口蓋裂をはじめとして、1歳過ぎぐらいの時期に手術を行う幼児にとって、水痘などの感染症が大きなリスクになりうることをあらためて紹介しておきたい。私がこのような記事を書くのは、TwitterのTLで以下のような内容を目にしたからだ。

「手術のため入院したけれど、同室の子が水痘疑いで帰された」

「水痘の潜伏期間は2~3日。術後発症した場合悪影響があるかもしれないと説明を受け、中止するかどうか判断を委ねられた」

口蓋裂手術の時期は1歳~1歳半が多い。病院によっては1歳1箇月くらいで行う。ここで問題なのは、1歳の定期接種のワクチン(麻疹風疹・おたふく・水痘)はどれも生ワクチンであり、手術前4週間は接種できないということだ(不活化ワクチンはそれより短い期間だが、病院によっては生ワクチンと同様の扱いをするところもある)。

手術が1歳1箇月で予定されていたとして、それが1歳の誕生日から4週間以内だと予防接種できない。仮に日程がギリギリ4週間以上空いていたとしても、例えば、その僅か数日~1週間程度の期間に他の病気(突発疹、インフルエンザ等・・・)に罹っていたり発熱したりしていれば、やはり予防接種することができない。

こうした事情で予防接種できないまま入院せざるをえなくなると、病棟での感染のリスクにさらされることになる。感染症でそもそも手術できなくなることも考えられるし、術後に発症すればさまざま悪影響が出る可能性があるのは想像に難くない。

それでは、どのようにしてこのような子供達を守るのか。病棟での感染症対策はもちろんだが、一番の対策は、可能な人が全員予防接種をすることだ。集団内で感染者の割合が低ければ低いほど、手術を受ける子供達のリスクを減らすことができる。無人島で社会との関わりを一切断ち切って生活している(そして死ぬまで出てこない)とか、そういう人で無い限り、こうした子供達に直接または間接的に感染させてしまうリスクがあるわけで、対象者は「全員」である。

一部ではあるが、子供に予防接種を積極的に受けさせないという親もある。中にはインフルエンザをデトックスなどと言う馬鹿者もいるようだが、今までの歴史で、インフルエンザで何万人が亡くなったか知らないのだろうかと思う。それはさておき、そういう方には、予防接種を受けたくても受けられないまま、リスクを抱えて手術に臨む子供達が居ることを知ってほしい。貴方の子が原因で、人さまの子に悪影響が出た時、その責任を取れるのかどうかも、よく考えて欲しい。



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2015年1月29日木曜日

生後638日目 義母の入院と手術/スタイは大量に必要

昨日はブログの更新をお休みさせて頂いた。義母(妻の母)が下肢静脈瘤のレーザ焼灼手術を受けるため、1泊2日ではあるが入院することになり、連れて行く妻のサポートを早朝からしていたためだ。まあ、サポートと言っても要するに動きまわる息子の面倒を見ているだけだが・・・。

入院する病院は息子がずっと治療・手術を受けている所であり、私が先週背部痛と吐き気で総合診療を受診した所でもある(その後、上部消化管炎と診断された)。また、妻のママ友(Uさん)の息子さんが先週口蓋裂手術を受け、ちょうど現在入院しているところだ。

義母の病室は小児病棟と同じフロアであり、手術室への行き方も息子を2度(口唇裂と口蓋裂)連れていった時と全く同じ。息子を連れて行く時は胸がつかえたような顔をしていた妻だったが、今回自分の母親に付いて行くときは全然平気な様子だった。まあ、手術自体がリスクが少ないということもあるが、あまりの違いに苦笑せざるを得ない。

手術中はヒマなので病棟に戻り、Uさんの息子さんと我が息子を病棟ロビーで遊ばせる。遊び場所がロビーなのは、小児病棟には感染症防止のため子供は入れないからだ。

隙あらばエレベータの▼ボタンを押そうとするUさんの息子さん(▲ボタンは微妙に届かない)。ウチの子も真似して、▲ボタン(背が高いので届く)を押そうとする。Uさんと妻 vs 子供達 の攻防戦である。

Uさんの息子さんは点滴のルートも取れ、あとは術創の回復を待って退院を待つばかり。おそらく入院から10日目となる今週の土曜日くらいには退院ではないだろうか。

Uさんが現在困っているのは、スタイの洗濯が間に合わないこと。息子さんはタオルを嫌がるので・・・

写真のウチの息子のようなことをすることができない。十分と思われる枚数のスタイを用意したUさんだったが、それでも洗濯・乾燥が間に合わないようだ。買い足しをしようにも、遠隔地から来られているため御主人に買い物を頼むわけにも行かないし、病院の売店ではいい感じのスタイを見たことがない。

偶然、息子用のベビーバッグに防水スタイの3枚組セット(袋入りの新品)があり、Uさんが食事のため病室に戻っている間、妻が私に確認してきた。 

「Uさんにコレ、あげてもいい?」

「もちろん」

Uさんにあげたスタイはさっそく息子さんに装着されていた。夕方妻の携帯に届いたメールには、20行くらいにわたって御礼の言葉が続いていた。

・・・

Twitterにて、予定手術入院したら同室のお子さんが水疱瘡疑いでヒヤヒヤ・・・という話を目にした。今日書くと長くなるので明日にしようと思うが、0~1歳児の手術と予防接種の関係は非常にシビアなものがある。どうか皆さん、接種できる人は必ず感染症の予防接種をお願いしたい。



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2015年1月27日火曜日

生後636日目 危険ドラッグの犠牲者

「危険ドラッグ」を使用後に車で事故を起こし、当時11歳の女子小学生をはねて死亡させた男に、懲役12年の実刑判決が下された。

危険ドラッグ使用で事故 男に懲役12年 NHKニュース

”判決のあと、事故で亡くなった女子児童の両親が記者会見を行いました。

この中で、父親は「12年という判決は遺族にとっては厳しいものだと思う。求刑が15年だったのに、なぜ3年間縮められたのか納得がいかない点もある」と話しました。

そのうえで、父親は「娘の事故のあと法律の規制が強化された。今後、娘のような犠牲者が出ないよう、娘も見守ってくれるのではないかと思っている」と話しました。”



昨晩のNHKの9時のニュースでは、一人娘を失った御両親の・・・特にお母さんの心情を丁寧に伝えていた。

娘さんを亡くしてからの1年、お母さんはその気持を何冊ものノートに書き綴ってこられた。というより、悲しみや苦しみをぶつけてこられた。それは文章になっていることもあれば、ノート一面に書かれた娘さんのお名前であったり、感情をそのままぶつけた荒々しい線であったり。悔しさのあまり、ボールペンでノートを突き刺したこともあるという。

妻もニュースを見ていたが、亡くなったお子さんが一人娘であるとTVが伝えると、「まあ・・・」と言ったまま絶句していた。妻自身、幼い双子の弟妹を交通事故で失った、交通事故被害者の家族である。妻の両親・・・とくにお母さんは何年も精神的にどん底を彷徨ったと聞く。だが現在、完全ではないにしろ立ち直れたのは、妻をはじめ残った子供達が居たからだろう。

「私だったら何にもできなくなる。時が止まってしまうわ・・・」

「あんなクスリやるやつは人間じゃないね。・・・しかし懲役12年かぁ。。。」

ニュース内でお父さんが言及していた規制の強化は、以下のサイトにまとめられている。

くらし☆解説 「危険ドラッグ 規制強化で効果は?」 | くらし☆解説 | 解説委員室:NHK

簡単にいえば、規制対象が大幅に拡大され、成分の分析を待たずに販売を禁止することができるようになったのが最も大きな改正点である。この他にも様々な対策がなされている。効果があがるには時間がかかるだろうが、これ以上の被害者を出さないためにも必要なことだ。

・・・

息子の世話をしていて、面白かったこと。

スポーツドリンクを「まぐまぐ」で飲ませていたのだが、飲み終わると・・・

「くはぁ~」

と大きな声。妻も私も大笑いしてしまった。

「ビール飲み干したおじさんみたい。どこで覚えた(^^)?」

面白いのでそのあとも何回か飲ませてみたが、飲み終わるたびに

「くはぁ~」

・・・面白いヤツだ(^^)



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2015年1月26日月曜日

生後635日目 自治会ボウリング大会でまさかの・・・

昨日は引越先の自治会でボウリング大会(^^;

私は上部消化管の全てに炎症を起こして会社を2日ほど休んだのだが、しかし、引越先のお付き合いは重要である。妻に車の運転をお願いして、ボウリング場に出かけた。

ボウリング場の入り口では、お隣のTさんが私達を待っていてくれた。ボウリング参加者のうち、面識があるのはそのTさんと、反対側のお隣のKさんだけ。なので気を遣って迎えに出てきてくれていたというわけだ。何だか、この自治会の方々はとても優しい(^^)

そのボウリング。私達のレーンになっていたお二人が急に来れなくなり、私達家族だけになったのだが、まさかの・・・ハンディキャップ抜きで妻に負けるという・・・初めての屈辱(笑 まあ、妻が妙に調子良かったということもある。

というわけで、妻はハンディキャップを加算された結果、5位入賞。商品のコメ2kgその他をゲットし、早くも数カ月分の町内会費を取り戻した。商品をいただく時に、軽~く町内の方に紹介していただいたのは有りがたかった。

1歳なので競技はしていないが、参加できなかったお子さん用の参加賞(中身はかなりの分量のお菓子)を貰った息子。というわけで、最も稼ぎ(?)の悪かったのは参加賞のみの私であった。

息子は町内のおじいちゃんに、「2歳?」「女の子?」と聞かれ、「1歳8箇月です」「男の子です」と答えていた妻。「『奥さんに似とるなあ』と言われたわ。滅多にないわ」と笑っていた。

そういえば私も妻も忘れていたが、息子の口唇裂の手術痕について質問されるようなことはなかった(別に聞かれても構わないのだが)。まだ引越先での生活は始まったばかりだが、楽にやっていけそうな気がしてきたところだ。



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2015年1月25日日曜日

生後634日目 仕事のストレス?/引き戸の安全対策

私は逆流性食道炎、びらん性胃炎、十二指腸炎のトリプルコンボと診断され、ネキシウム(エソメプラゾール)という薬を就寝前に飲みはじめた。この薬は、プロトンポンプ阻害剤・・・つまり胃酸の分泌を強力に抑えるもの。ちなみにピロリ菌の除菌の際にも抗生物質の効果を高めるために併用される事が多い。

数年前に胃がんリスクABC検査を受けた時には、ピロリ菌感染はないと診断されているので、そこから新たに感染していない限り、ピロリ菌は原因から除外できる。となると原因は仕事のストレスだろうか(^^; なるべく仕事は割りきってやっているつもりなのだが、昨日つい・・・

「ノンストレスで月に100万くらいの手取りの仕事ないかなぁ」

と買い物に行く車中で呟いてしまった。しまった、と思ったが妻には聞こえていた・・・

「やっぱり仕事がストレスなのね? ・・・辞めてもいいのよ(T_T)」

「いやいや、冗談です。大したことないよ」

「ホント? 大丈夫??」

なんてやりとりになってしまった。・・・まあ、仕事はボチボチ、のらりくらりとかわしながらやっていこう(^^;;

・・・

昨日のメインなイベントは建具(引き戸)の安全対策として、嵌めこまれたガラスを全てアクリル板に交換してもらうことだった。ちなみに8枚のガラスのうち1枚は既に息子によって割られていた・・・。

元々すりガラスだったので乳白色のアクリル板に替えてもまったく違和感はない。また、アクリルの熱伝導率はガラスの1/3くらいなので、夜の引き戸側のひんやり感が少なくなったように思う。何より、息子がガラスを割って怪我をする心配がなくなった。絶対に割れないのを目指すならポリカーボネートだろうが、そこまでする必要はないだろう。

その息子、今朝は「ものもらい」が右目にもうつった。やることは点眼だけなので、まあいいのだが。



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2015年1月24日土曜日

生後633日目 胃カメラの結果/病棟で出る食事

昨日は胃の内視鏡検査を受けた。妻が勤務していたことのある胃腸科外科で、彼女のアドバイスに従って、前日の夜から絶飲食。午前中に受診して、何とかその日のうちに検査してもらうことができた。ちょうど、1名キャンセルがあったらしい。

胃カメラの前にはエコーでの念入りな検査。エコーでは、胃・膵臓・肝臓などに所見はなかった。ついでなので「脂肪肝じゃないですか?」と聞いてみたが、大丈夫ですと言われてその意味では安心。ただ、症状があるのに、前日の血液・レントゲン・心電図、そしてこのエコーでも何も無いと言われると結構ヘコむ。。。

次はいよいよ胃カメラ。 喉に麻酔のスプレーを吹き付け、さらに麻酔の注射。この病院では麻酔で眠っている間に検査をしてもらえるのでとても楽だ。目が覚めて、回復室で検査結果の髪を見せてもらう。そこには・・・

・ 逆流性食道炎
・ びらん性胃炎
・ 十二指腸炎

の3つが書いてあった。まさかの消化管炎症のトリプルコンボ。食道から十二指腸までずらっと炎症状態みたい。

横になりながら、近くから聞こえてくる妻とDr.の話を何となく聞く。食事とかで気をつけることを聞いているようだ。まあ、とにかく痛みの原因が分かってよかった。

処方された薬はネキシウムとナウゼリン(のジェネリック)。これで炎症を抑えられれば楽になるはずだ。

・・・

病院からの帰宅途中、妻の携帯にママ友から着信した。どうやら、口蓋裂手術直後に病棟で出された食べ物に疑問があるらしい。

「バナナ出たんだって」

「嘘でしょ」

口蓋裂の手術直後に固形物が出るはずがない。ましてバナナなど論外だ。絶対違うから病棟の看護師に確認して!という妻。そりゃそうだろう。

ママ友さんが確認したところ、Dr.の指示忘れで・・・という説明だったらしい。しかし、仮にそうであったとしても、年間100例を超える口唇口蓋裂の手術を行い、そのケアをしている病棟の看護師なのだから、手術直後の食事がどうあるべきかなどしっかりわかっていなければならない。手術直後の食事にバナナなんか出てたら、お母さんに言われなくてもお子さんに出さないようチェックすべきだ。

さて、息子さんは口蓋裂手術後の最初の夜を乗り越えたはずだ。ここからは日にち薬である。

・・・

現在、建具屋さんが引き戸を修理中。息子が嵌めこまれたガラスを割ってしまったもので、ガラスをアクリル板に交換する作業だ。


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2015年1月23日金曜日

生後632日目 胃カメラ飲みます

昨日は一旦出社したものの、背部痛と吐き気のため、有休扱いにして帰宅。。。

少し休んで、息子の通っているのと同じ病院へ受診。

レントゲン、血液、心電図をとって総合診療医に診てもらったものの、原因が分からず。残る可能性は脊椎か消化器。なので、今日も休んで胃カメラを飲むことにした。

昨日はちょうど、妻のママ友のお子さんが口蓋裂手術のため入院する日。受診と会計が終わったあと、妻がお見舞いに行っても大丈夫? と聞くので「もちろん」と答える。吐き気をこらえながらも、小児病棟のロビーまでついて行き、主に妻が話し、わたしは何とか相槌を打っていた。

息子さんは今日が手術日で、今ちょうど手術中のはずだ。





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2015年1月22日木曜日

生後631日目 電子書籍化/ものもらい、まだ残る

KDP(Kindle Direct Publishing)で当ブログの過去記事を電子書籍化した。私はIT業界に居るのでそうしたモノを試してみたかったという理由が一番大きい。それから、前々から過去記事を大幅に整理したいと考えていたのがもう一つの理由。

整理前の過去記事は700件近く。初見の人はどこに何が書いてあるのか、大量のエントリに紛れてよく分からないだろうと思っていた。このブログの特性から、胎児あるいは新生児が口唇口蓋裂と診断され、ネット検索で辿り着くということが多い。その時、あまりに記事が多いと、最初から有用な記事を探して読んでいくというのは無理だと思う。

というわけで、特にアクセスの多い記事、そして出生時および口唇裂・口蓋裂のそれぞれの手術関連の記事に絞って公開し、その他は非公開(Bloggerでは「下書き」状態)にしてある。

ちなみに、「公開記事数を1/10ほどにしたのでさぞアクセスが減るだろう」と思ったら、逆に増えているのが面白い。どういう理由かは分からない。偶然かな?

・・・

昨日は帰宅すると、息子はダイニングに敷いた毛布の上で眠っていた。

「さっき寝たところよ・・・」

と妻がやや疲れた表情で言う。

「今日も暴れましたか・・・」

着替えたところで、2階の寝室に息子を抱えていく。何とか布団に着地成功。モトローラの遠隔ビデオモニターをセットして、そっと寝室を出る。

「まあ、起きてたら何にもできないわ(T_T) 寝たら片付けでもしようかと思うけど、私も疲れてて寝ちゃう時もある」

そういう妻のリクエストに応じて、 リビングに残る引越の荷物を、現状では使っていない和室(大)に移動した。その作業中に押入れの床のベニヤ板が非常に薄い(2mmくらい)のを発見。どうやら布団専用で、あまり重いものは入れられそうにない。厚めのコンパネをホームセンターでカットしてもらって敷けば・・・と考えて、週末の作業ネタにする。

その後しばらくして、モニターから叫び声とともに、起きて寝室のドアまで歩く息子の映像。眠っている時間は1時間ほどだった。

息子を風呂に入れ、そのあと妻が風呂に入っているあいだ、息子と遊んだりEテレの録画をみたりしていたが、どうも鼻のまわりに小さな引っかき傷が多い(^^; 口唇裂手術の直後だと大いに気にしていただろうが、最近ではもう放置状態だ。ただ、左眼の下瞼のものもらいはまだ残っている。点眼薬(クラビット)の効果で少しずつ小さくなって入るようだ。

さて、今日は何度もランチ会をさせてもらっているご家庭の、双子の弟君が口蓋裂の手術のため入院する日だ。何が大変と言って、手術するお子さんの準備の他に、実家に預ける双子のお兄ちゃんの準備もしなければならないということだ。だから普通の2倍以上の忙しさだったと思う。とはいえ、御主人はとても温和で非常に協力的な方だから、ギリギリ何とかなるのではないかと思う。手術の成功と早めの退院を願うばかりだ。



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2015年1月21日水曜日

生後630日目 玄関で落ちる/ISISの身代金要求

夕方の駅に迎えに来てくれた妻が、地元で有名なセルフうどん店に向かう車中で、日中の息子の行状について教えてくれた。


「今日は玄関で落ちました」

「そうなの?」

私は助手席に座っていて、息子はその後ろのチャイルドシートで何かウニャウニャ呟いたりキャーと叫んだりしている。少なくとも大きな怪我はなさそうだ。

「私が電話していたら、廊下の方に消えまして・・・ しばらくしたらウワァ~と聞こえたので」

「うん」

「行ってみたら 玄関のタタキのところで横に伸びていました」

食事から帰宅してよく見ると、額の左側が少し赤くなっていた。ぶつけたのだろう。

写真ではほとんど分からないが・・・。
玄関の段差は測っていないが30~40cm。一応2段の木製の踏み台を用意してあり、息子も降りようとするときにはそれを使おうとしていたのだが、慌て者なので何らかの形で踏み外したらしい。ま、いいか・・・(^^;

・・・

昨日の日中、妻がわざわざSMSでISIS(イスラム国:私はあのような非人道的で暴力的な集団に対して「イスラム」の名を使うことを最小限にしたいので、この略称を用いる)の日本人人質事件について知らせてきた。

今まで動画で処刑を配信してきたことはあったが、殺害を警告しての身代金要求を動画にしたのは初めてではないか・・・と思ったら、どうやらそのとおりのようだ。欧米とは若干、対応に違いがあるのか。

邦人人質:身代金要求動画は初めて - 毎日新聞

「人質殺害の様子などを撮影した従来の映像では、米国など有志国連合に攻撃の中止を求めている。今回のように殺害を警告しながら、表立って政府に身代金を要求するのは初めてだ。」

人質となっている2人の日本人のうち、湯川氏はISISの敵対勢力部隊に入っており、いわば自ら戦闘に参加した人。もう一人の後藤氏はフリージャーナリストで、戦闘に加わったわけではないが自ら進んでそうした危険な地域に入っていった人だ。自己責任という言葉はあまり好きではないが、こうした状況を予測し、回避することは十分可能だったと考えられる。

人命が関わることなので、日本政府がどのような対応をすべきだとかいったことを軽々に論ずることはできない。

だが、ISISが日本人を処刑するようなことになれば、中東に多い親日的で穏健なムスリムの反発を一斉に招くことは想像に難くない。ISISはこうした脅迫がデメリットしかもたらさないことを改めて知るべきである。間違いなく、誰よりもイスラム教の神に泥を塗っているのはISISである。



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2015年1月20日火曜日

生後629日目 妻、ベビーカーごと持ち上げて・・・

いつにもまして、昨晩の息子は「遊ぼうアピール」が激しかった。私であれ妻であれ、服の裾または手を掴んではどこかに連れて行こうとする。それは廊下であったり、ゲートが設置されて一人では登れなくなった階段であったり、トイレや洗面台だったりする。

これはタイヘンですねぇ、と妻に言うと、日中は更に激しかったのよと返ってきた。なので、車で10分ほどのショッピングモールに出かけていたらしい。そして、出かけるときにはいまだにベビーカーに乗せている。十分歩けるのだが、ベビーカーに拘束していないとどこに飛んで行くかわからないからだ。真剣に迷子ヒモ(ハーネス)を考えないといけないかもしれない。

ショッピングモール内はバリアフリー化されているものの、その外側は以前の施設のなごりで、ベビーカーを持ち上げて階段を登らなくてはならない所が残っている。妻がベビーカーごと持ち上げて登っていたところ、隣では赤ちゃんを抱えて、畳んだベビーカーも持って登っているお母さんがいらっしゃったそうだ。初対面だが、「これ(階段)、しんどいわよね~」と意見の一致をみたそうだ。

そんなわけで、暴れ倒しているためまともな写真は撮れていない。この寒いのに、どんなに靴下を履かせてもすぐとってしまうし・・・

左眼の「ものもらい」は少し小さくなったような気がする。点眼薬(クラビット)は継続中。



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2015年1月19日月曜日

生後628日目 献血したら・・・/ものもらい

昨日はブログの更新をとばしてしまった。献血したら今までになく身体がだるくなってしまい、記事更新できないまま眠ってしまったから・・・

日曜の朝は10時に来客。それが終わって11時過ぎに、今日はどうしようかと妻に相談したら、「献血は?」という答えが返ってきた。妻は輸血歴があるため献血できないが、私の献血スケジュールは把握していて、先月下旬から献血が可能になっているのを知っている。

じゃあ行きましょうかと私の運転で20kmほど走って赤十字血液センターに着く。献血自体はいつものとおり。血液型を尋ねられ、あえて単に「O型です」と答えると、採血担当の看護師さんが「Rhマイナスの方ですね~」と念押しされる。これもいつものことだ。体調としては前回よりかなり良い感じで、400mlの全血献血は15分ちょっとで終了した。

献血してないのにお菓子や軽食をそこそこ食べた妻と息子を連れて、今度は40kmほど車で走って私の実家へ。

ワンコやニャンコと遊んで実家を出たあと、10kmほど走ってやっと遅めの昼食をとりにうどん屋さんに入った。そこは障害者の継続雇用をしているお店。美味しいし、安いのに量が多い。昨日の私は、500円の定食を食べきることができずに妻に食べてもらったくらいだ。思えば、このあたりから身体がしんどくなってきていた。400ml血液を抜いたあとの多めの食事(胃に血液が行く?)は、結構負担があるらしい。当たり前か。。。あと、何だかんだと100km近く運転したし。

妻の話では、手術に備えて自分の血を保存しておくような場合の「脱血」にしても、400mlだとかなりしんどいらしいということだった。通常は数日~1週間間隔で、1回は200mlくらいだそうだ。

・・・

さて、土曜日の眼科の診断の結果、息子は「ものもらい」ということだった。アレルギーではなく細菌感染なので、抗アレルギー剤(フルメトロン)から抗生物質(クラビット)に変更。日に数回点眼している。
左眼の下が腫れている
腫れてはいるが、目ヤニはそれほど出ないし、痒がることもないのでその点は助かっている。



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2015年1月17日土曜日

生後626日目 ガラス割る・・・/左瞼の腫れ悪化

息子がガラスを割った・・・

この戸を勢い良く閉めた時、その衝撃で割れたそうだ。割れたのは昨日の昼。

息子には戸を開けた時に「パッタンしといて」と言って閉めさせる。2回に1回くらいは閉めてくれるのだが、今回はその勢いが良すぎた。。。

割れた部分はうっすらとした線にしか見えないため、妻がすぐに気付かず、息子が触ってしまい右手の親指の先がちょっとだけ切れた。妻が一応ガムテープで補修したが、早急に修理する必要がある。ガラスはアクリル板か何かの割れにくい素材に替えてもらうつもり。

写真を撮れていないのだが、息子の左眼の下の瞼が・・・アカンベーをしてみると直径2mmくらいの腫れものができているのが見えた。炎症を抑える点眼(フルメトロン)をして就寝。本人は痒がっていないが、見た目にちょっと酷くなってきたので、以前患者が少なくてすぐに受診できた眼科に行こうと思う。たぶん午前中しかやっていないので朝イチで。・・・なので本日はこのへんで。



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