2015年7月4日土曜日

生後794日目 蜂の巣除去/「普通の顔」?

昨日妻が見つけた軒下の蜂の巣・・・

逆光でほとんど分からないが、直径5cmくらいのアシナガバチの巣だ。ホームセンターで専用の殺虫剤を購入して噴射。噴射が強力で十分に届いたが、その分噴射時間は短い。30秒噴射すると缶は空になった。

1時間ほど後に、高枝切り鋏を使って巣を除去。蜂には悪いが、蚊に刺されただけで大変なことになる息子が、蜂に刺されようものならどうなるか分かったものではない。

その後、おそらく安全になった庭に出て息子と遊ぶ。


プラスチックスプーンで庭の砂利を沓脱石に運ぶのが面白かったらしい。平日も遊びたいらしいのだが、残念なことに妻は紫外線アレルギーで、長時間庭に出ていることができない。妻は最近、ずっとそのことを悔やんでいるようだ。

まあ、当面土曜と日曜に私が遊んでやればいい。そのうち保育園にでも行くようになれば・・・

・・・

さて、今日は少し気になるツイートを目にして・・・

「普通の顔」というのにカチンときてしまった。

どうやら、この「普通の顔」という表現は他の人のツイートの中にあったもので、それに反応するときにそれをそのまま使ってしまったようなのだが、仮にも医療者ならばこの表現がNGなことに気付かなければならない。

単純な話として、口唇口蓋裂の当事者や両親が、医療者に「普通の顔にする」と言われて傷つかないと思うのだろうか。 当事者側が「普通の顔になりたい」と表現するのとはまるで意味が違うのだ。

口唇口蓋裂は治療すれば治る疾患だ。だが、完全になかったことにはできないし、治療が終わるまでに当事者は幼児期、少年期、青年期を通して大なり小なり心に痛手を受けることになる。そこで重要なのは、家族と医療者の精神的サポートだ。その柱である形成外科医は言動に細心の注意を払わなければならない。

まさか当事者を目の前にしてこのような言葉を発してはいないと思うが、このような表現からは「症状だけ診て患者を見ず」のようなものを強く感じる。医師であるなら、今一度初心に立ち戻って省みてほしい。



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