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2020年1月29日水曜日

生後2463日目 大学附属病院受診日

息子の大学附属病院の受診日であった。受診する診療科は、小児科、眼科、耳鼻科、リハビリで、言語療法は含まれていない。私は付き添わず妻が行ってくれたのだが、処方された薬が大きなポリ袋に一杯だった。口唇口蓋裂以外に、アトピー性皮膚炎(軽度)、中耳炎、喘息など様々な症状に応じた薬が出されるのでこうなってしまう。

NMAXは前回GA-01を添加してから初めての満タン給油。燃費は41.15km/Lで変わらず。変化といえば、時おり、始動直後にアイドリングで波打つようにエンジン回転数が変わること。あと、初めて燃料警告(燃料計の最後のセグメントと給油マークが点滅する)が発せられたのを目にした。燃料警告されると、警告開始からの走行距離が表示されるようになる。残り走行可能距離ではないところが、なるほどな感じ。



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2019年12月20日金曜日

生後2423日目 療育と言語療法

バイクで帰宅していると、燃料計があと1セグメントになったので、道沿いのセルフスタンドで満タン給油した。210km走行して給油量が5.02L。燃費は41.8km/L。1週間で700円弱の交通費なので、電車+バスより格段に経済的。人間1人と少しの荷物が移動するにはこれで十分な気がする。

息子は保育園をお休みして、療育と言語療法へ。言語療法では、「演奏」や「蔵書」といった言葉について、状況を描いた絵を指し示すというテストを行った。息子は一度聞いた単語は覚えるため、このテストに関しては好成績だったようだ。


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2017年12月18日月曜日

生後1691日目 またまた久しぶりの更新

久しぶりの更新になる。私の「鬱病」で受診している医師から、双極性障害Ⅱ型の可能性があると言われ、2週間ほど前から内服薬に炭酸リチウムが追加された。その効果なのか、今朝は月曜の朝にも関わらずそれほど体調が悪くなかった。まあそれで、昼休みにブログの更新をしているわけである。

息子は4歳7箇月になり、身長は108.6cm、体重は16.8kgになった。身長は平均より4cm高く、体重は平均と同等。ということは少し痩せ気味なのだろうか。保育園のお昼ごはんの量は少し少なめだとは聞いている。

先週の水曜日は言語療法を含めた通院の日だった。アレルギー性結膜炎なので眼科で抗アレルギー薬の目薬をもらい、小児科では喘息や便秘の薬をもらった。言語療法では迷路やしりとりをして遊んだ。息子はSTの先生が大好きなので言語療法は楽しみなようだ。

そんなわけで、休みの土曜日には息子と書店に行って「ひらがな しりとりあそび」という公文式の本を買ってみた。

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しりとり遊びをしながら読み書きができるので、息子にちょうどいいのではないかと。息子は今Andoroidタブレットで動画を観ることにどっぷりハマっているので、少しはこういう本で「読み書き」を練習させたい。



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2017年1月19日木曜日

言語療法受診

昨日の朝、しんどそうな妻から、病院受診に一緒について行ってくれないかとお願いされた。なので午前半休を取り、私が運転して病院に向かった。

病院に着いてまず受診したのは小児科。喘息の薬や中耳炎の時のための抗生剤、痒み止めなどを処方してもらった。小児科受診時に測定した身長・体重は・・・
こんな感じ。

次に受診したのは言語療法。
  • 色鉛筆の色の名前を言う
  • 丸や三角を紙に描く
  • カードで同じ形を見つける
  • 数字を1から4まで書く
  • 立方体を両手に持って、どっちが重いか答える
  • 人の形を描く
  • 絵を見て名前を答える
  • 名詞から動詞を答える(自転車→漕ぐ など)
と、かなりのボリュームでチェックされた。月曜日の専門外来でできなかった分も含まれているのだろう。息子ができなかったのは、人の形を描くのと、動詞の類推。そのあたりを課題として、今後はより細かく教えるように指導された。例えば「鳥」なら、「羽が2枚あるね」とか「きれいな声で鳴くね」とか、そういうことである。まあ、全般的には語彙が大きく増えているので良好な結果。

その次の耳鼻科では鼓膜のチェックと聴力検査の予約。幼児用の聴力検査法があるそうで、来週の月曜日に受ける。



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2017年1月18日水曜日

今日は言語療法の日

月曜日の専門外来で中止になった言語療法は、今日連れていくことになっている。3歳8か月として発達の状態はどうなのか、今後の療育の参考にもなるのでしっかり聞いておきたい。

と言っても

私は仕事で、連れて行くのは妻。彼女の体調不良が続いているのでちょっと心配。

息子の方は元気いっぱい。眠る前に「果物神経衰弱」アプリで何度も遊んだが、私たちよりカードの位置を正確に覚えている。ひらがなの学習アプリでも探して遊ばせてみようかな・・・


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2016年8月3日水曜日

3歳0カ月時点の言語発達遅滞の状況

今日は妻が医大附属病院にリハビリ・言語療法に息子を連れて行った。前回、3歳0カ月時点の発達検査の結果をもらってきていた。

結果は
  • 姿勢・運動→指数103(3歳1カ月)
  • 認知・適応→指数83(2歳6カ月)
  • 言語・社会→指数72(2歳2カ月)
  • 全検査  →指数78(2歳4カ月)
ということで、トータルでの発達年齢は実年齢マイナス8カ月とのこと。気になる言語についてはマイナス10カ月。この診断をもって療育を行うことになる。


STの先生からは、5W1Hを絡めて質問するようにすると言葉が広がりますよ、とアドバイスを受けたそうだ。



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2016年2月10日水曜日

息子の診断書を見て・・・

息子の療育を受けるため、妻が大学病院のリハビリ科で診断書をもらってきていた。要点は。昨年9月時点で:

  • 運動・姿勢は年齢(2歳4カ月)相応
  • 認知・適応は1歳10カ月相当
  • 言語・社会は1歳7カ月相当
診断名としては「口蓋裂術後構音障害・言語発達遅滞」である。

私は、この診断書を見てなぜかちょっと気持ちが安らいだ。発達遅滞を定量化してくれたことで、現在の位置がはっきりしたような気がするのだ。


妻が再就職し、日中は認可外の保育所で過ごすようになった息子。集団生活で良い刺激があればいいなと思う。



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2015年8月29日土曜日

生後850日目 風邪からの中耳炎

家族全員風邪をひいていた。私は仕事をしながら葛根湯でしのぎ、妻と娘は早めに治ったようだ。だが、妻が息子を念のため耳鼻科に連れて行くと、滲出性中耳炎で抗生物質(メイアクト)が処方されたそうだ。

鼓膜切開までには至っていないし、本人も元気なのだが、ときどき非常に機嫌が悪くなっていたので、中耳炎のせいだったのかもしれない。

息子は、娘がなにかと遊んでくれているので、行動パターンや発音できる文字が増えてきている。しかし、来週には娘は京都の大学に帰らなくてはならない。息子が寂しがるだろうし、私が仕事ばかりの状況の中、妻も娘がいることで助かったことが多い。できればもう少し居てもらいたいくらいだ(^^;

さて、本日も休日出勤の私だが、何となく目先の区切りはついたのでこれから帰宅しようと思う。どこかで外食できたらいいな。



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2015年8月26日水曜日

生後847日目 「かっか」

昨日の夕方、今日も遅くなるよ・・・と会社のベランダから妻に電話した。私の体調を心配する言葉が耳に届く。まあ、大丈夫と言うと、そうそう、と妻が続けた。

「私と一緒にお昼寝していたんだけど、あの子のほうが先に起きて、私を起こそうと『かっか』って言うの。あの子なりの「かあちゃん」ていう意味だと思うの。一気に元気が出たわ」

それは嬉しいことだ。口唇口蓋裂のこともあって言語発達は遅れ気味だが、息子なりに少しずつ進んでいる。

娘が遅い夕食のあと、息子の玩具を使っていると思ったら、めちゃくちゃ上手に似顔絵を書いていた。漫画のサークルを立ち上げるだけのことはあるな。
そんな家族だが、今は全員風邪を引いていて、最低限の買い物以外は引きこもり生活だ。私も喉が痛いが、葛根湯を飲んで頑張っている。普通なら休むけど・・・(^^;;;



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2015年8月9日日曜日

生後830日目 母に自分の発語について聞いてみた

土曜と日曜はどこかで1回、息子を連れて私の実家に顔を出すようににしている。高齢の父母に、あとどれだけ息子を見せられるかと思うと、なるべく会わせてあげたい。それに実家には大きな猫がいて、息子はその猫を見るのが大好きだ。

そんな実家で、母に私が初めて言葉を喋った時のことを聞いてみた。昔、2歳半くらいだったと聞いたことがあるような気がしていたのだが、記憶が不確かだった。

「3歳になってからじゃったわ。初めてお父さんと二人で買い物に出かけてねぇ。今までお下がりの靴ばっかりじゃったんやけど、初めて新品の靴・・・ウルトラマンの絵の・・・それを買うてもろうて、帰ってきたんな。そん時に玄関で私に、『ただいま! 靴を買ってもらいました』って普通に喋ったんよ。それが最初。それまでは一切、何にも喋らんかったわ」

40年以上前のことだし、母は来年で80になる。それを考えるとかなり詳細な記憶だ。母にとって、どれくらい大切な出来事だったのかがわかる。そして、私は母にかなり心配をかけたようだ。

その話を、帰り道で妻に伝えた。

「・・・というわけなので、3歳・・・いや、(口唇口蓋裂の)ハンデがあるので、3歳半くらいの発語で普通だと思うことにします」

「お話が聞けて良かったわね。周りの子が早いから気になるけど、やっぱり人それぞれなのよ。こっちの言うことは全部わかってるし、今もちょっとは喋ってるから、喋らないことなんて無いと思うのよ」

・・・

買い物で立ち寄ったアカチャンホンポでは、トイ・ストーリーの「ウッディ」の風船をはじめ、色々な景品をもらえて、妻も息子も上機嫌だった。

今日はリフォーム工事の一つの、屋根瓦の一部交換作業があるので、一日中自宅にいるのではないかと思う。



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2015年7月26日日曜日

生後816日目 トイ・ストーリー3の・・・

昨日の土曜日。1週間ほとんど相手ができなかった家族と食事や買物に出かけた。妻が大好きな焼肉ランチを食べに行き、書店では息子がお気に入りの「トイ・ストーリー3」の絵本を見つけて購入した。

なぜいきなり「3」なのか・・・

これは単純に、地上波のテレビで放送していたものを録画しているものが息子のお気に入りだから。買ったあと、お出かけの車や寝室にも持ちこむくらいお気に入りだ。もちろん妻が読み聞かせしている。口唇口蓋裂で言葉が遅い息子のリハビリの意味もちょっとだけあるが。




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2015年7月21日火曜日

生後811日目 ランチバイキングと・・・

梅雨明けして、本格的な夏になった。各地で高温注意情報が出されているので、熱中症には十分気をつけていただきたい。

3連休真ん中の日曜日には、妻のたっての希望で、車で30分ほどの国民宿舎のランチバイキングへ。


デザートもバイキング形式なので、息子の大好きなアイスも食べ放題。アイススクレーパーで5つ分くらいは食べたのではないだろうか。息子以上に食べたのは妻で、たぶん私の倍以上は食べているだろう。翌日、「太った。なんで?」ととぼけて笑っていた。

月曜日は日除け(オーニング)を買いに行って、ホームセンターに併設されているサーティーワンで、またアイス。息子は家に帰ってもまた小さなカップのアイスを欲しがり、根負けして食べさせてしまったから、明らかに糖分過剰だ。そのぶん、やたらと部屋の中を走り回っているから消費はしているようだが・・・

まだワーとかギャーとか叫ぶだけの息子と遊びながら、 カワイイなぁと思いながらも、このまま言葉の発達が悪いと困るな・・・と不安がよぎった。絵本やアプリなどで遊ぶときにはできるだけ声をかけているし、発語を促すようにもしているのだが、なかなか言葉が出てこない。

私達は若くはないので息子のサポートができるのは、せいぜい彼が20歳くらいまでだ。その時までに自立ができるような能力がついているのか・・・とか、今からしても無駄な心配をしてしまう。まあ、なるようにしかならないんだけど。



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2015年7月15日水曜日

生後805日目 子供向け「ことば」アプリ

あまりに多忙のため、昨日はブログ更新をお休みさせて頂いた。

日曜日にお見舞いさせて頂いた骨移植の男の子は、SNSへのお母さんの書き込みを見る限りぐんぐん回復しているようだ。すでに宿題もお友達と一緒にやっているらしい。明後日が退院予定なのだが、台風が接近していることもあり・・・あのお母さんならDr.と交渉して1日早く帰るかもしれない。

我が息子の方は・・・


最近はタブレットで使える、言葉の学習用のアプリがお気に入りだ。使えるかなと思ってインストールだけして妻に教えるのを忘れていたものだが、たまたま妻が見つけてくれた。

タッチ!ことばランド 2歳から遊べる言葉を育む子供向けアプリ - Google Play の Android アプリ

無料で遊べるのは1種類だけだが、甘い父ちゃん(私)はもう1種類をアプリ内購入してしまった(^^;

で・・・、言葉の方はあまり目立った進歩はないのだが、ジェスチャーが豊富になってきて、だいたいの意思疎通ならそれでまかなえてしまう。汲み取ってしまう私達もどうなのかと思うが・・・



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2015年5月20日水曜日

生後749日目 形成・リハビリ受診(月曜日)

この月曜・火曜と退社が22時頃になってしまった。昨日は妻が車で迎えに来てくれたのだが、チャイルドシートに座った息子は、プラスチックのスプーン2本を左手に持ち、ソフト積み木が一つ入ったプラスチックコップを右手に持っていた。出かけるときに妻がコップを置いて行かせようとしたのだが、玄関先で大泣きしてしまったそうだ。それにしても幼児はなぜかスプーンが大好きである。


月曜日に息子は形成やリハビリを受診した。形成では次回が専門外来・・・ということくらいしか話は無かったそうだが、妻が少し骨移植について質問したところ、以下のような感じだったらしい。
  • 時期は小学校低学年
  • 両側なので、たぶん2回に分ける
  • 大人の人工骨移植とはかなり異なる。子供の顎裂の骨移植の場合は骨髄が重要
リハビリでは担当Dr.が代わったのだが、幼児が専門でないのか何とも要領を得ず・・・、リハビリ的な指示は一切なかったそうだ。それで良いのだろうかという気もするが、焦って何かしなければならないわけでもない。言語聴覚療法は予約がとれておらず診察なし。

・・・

さて、急に明日の東京出張が決まってしまった。泊まれたらいいのだが始発くらいに乗って最終前で帰る強行軍パターンになりそうだ。今月はなかなかハードな日々である。



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2015年5月7日木曜日

生後736日目 「アンパンマン」が少し言えるようになる

連休明け、いつもの平日の朝よりも体が重い。休日でも6時までには起きる習慣がついているのだが、やはり仕事の朝は少々しんどい。

昨日、娘は21時過ぎの新幹線で京都に帰っていった。Uターンラッシュの影響で指定席は取れなかったが、自由席で立ったままだとしても1時間と少し。あまり無理なく帰れたと思う。連絡はないが。

駅まで送る途中、後部座席でチャイルドシートに座っている息子に娘が色々と喋らせようと・・・

娘:「ワンワンワン」

息: 「ゎんゎんゎん」

娘:「ニャアニャア」

息:「にゃぁにゃあ」

娘:「アンパンマン!」

息:「ぁんぁんまん・・・」

「お~、言えた~♪」

実際は言えてるかどうか微妙だが(^^; 「ぱぴぷぺぽ」のハッキリした発音は息子には難しいようだ。口唇口蓋裂の影響かどうかはよく分からないが・・・まあ、息子なりに真似したりして頑張っているのでしばらくこれでいいだろう。

そういえば、娘は家にいる間、息子にアイスバーをかじらせたり、ピザを噛みちぎらせたり、私達があまりやらせてこなかったことをさせていた。意外にどちらもすんなりできたりしたので、たまに普段と違う人と触れ合うのは刺激になっていい。

娘を送ったあと、また3人になった家。駅でお別れしてから帰るまで泣いていた息子だが、その後「はに丸」のペーパークラフトでゴキゲン復活。

はに丸ジャーナル - NHK



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2015年4月22日水曜日

生後721日目 言葉は出なくても。

またしても別の案件の見積をお願いしたいと言われ、客先に行ったのが昨日の17時。

客:「でね・・・、明日の朝までに見積がほしいんです」

私:「そういう冗談は聞き飽きました」

客:「いや、マジで」

私:「ま・じ・で・?」

今までの見積依頼の中でも最悪級のブラックさである。会社に戻ったのが18時半。そこからどんぶり勘定で作り終わったのが20時頃。会社の戸締まりをしようとしていたら、迎えに来た妻が会社に着いた。

やや焦り気味で玄関の扉の2個の鍵のうち、1個を締めようとしたら・・・

まさかの、鍵折れ!

「やべ、鍵折れちゃった」

「大丈夫?」

「ロックした状態じゃないから・・・。もう1個だけ締めた。帰ろう」

さて、そういうわけで2日連続のやよい軒。

定食をコンプリートしそうな勢いである。息子はなぜかあまりご飯を食べず。

店を出たあと、妻が運転しながら帰る道すがら、日中のことを話してくれた。

「市役所に行って、ちょうど昼だったからパン屋さんが来てて。列が途切れたから買ったの。オール108円」

「安いね」

「家に帰ってあんドーナツ食べてたら、私の口のまわりに粉砂糖がついて。そしたら、どっからかタオル持ってきて、拭いてくれたの」

「お~、すごいなぁ~。いろいろ分かってるんだね~」

息子の頭を撫でる。

「そう。まだ言葉はちゃんと出ないけど、いろいろ分かってるわ」

息子の言語の発達は約2~3箇月遅れとリハビリの医師に言われている。

「言葉はゆっくりでいいよ。ワーとかギャーとか言ってるの可愛いじゃん。この時期だけだよ。二度とない」

「私もゆっくりでいいと思ってるんだけど・・・」

「リハビリがなぁ・・・」

「そう、Dr.にチェックされるから、あれがプレッシャーだわ・・・」


家に帰ると途端に元気になった息子。妻が土台を作った積み木タワーを更に高くして遊んでいた。



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2015年3月26日木曜日

生後694日目 「ものもらい」手術回避(延期)

昨日は息子のリハビリ受診の予定が入っていた。連れていった妻の話では・・・
  • 身体発達問題なし
  • 言語発達1歳9箇月なみ、あまり問題なし
ということだった。息子はもうすぐ1歳11箇月なので、言語発達としては約2箇月遅れということになる。口唇口蓋裂のこともあるし、入院を5回していることを考えると無理からぬことだろう。新しい担当のDr.も、特別な指示はしなかったそうだ。

とはいえ、質問はいくつかあって
  • 2語文は出ますか → 出ない
  • 本を読んでくれとせがみますか → 引越し後、本を出していない(^^;
  • こちらの言うことは理解していますか → だいたい理解している
という回答になった。しまいこんだ本を出して、読んでやることにしよう。

予定では、「ものもらい」の切開のために翌日(今日)入院する予定だったので、形成を受診したところ、今回の手術は回避・外来フォローということになった。少しずつ腫れが引いてきているようなので、今のままの薬を続行して様子を見る。元通りになればよし、しこりが残るようなら「枯れた時点」で処置しましょう、ということだ。

眼科ではまた受診すると思うが、口唇口蓋裂関連での次の受診は5月中旬になった。専門外来になる。

・・・

病院からの帰り道、妻はリサイクルショップに立ち寄り、「お絞り置き 」を購入。店内には、私達が購入したタイプの食器洗い乾燥機より少し新しいタイプの商品があったそうだ。1万8千円くらい。このシーズンだから商品の出入りが激しい。息子は相変わらずアンパンマンの知育玩具と、プラスチック製の滑り台に興味津々。買ってやってもいいなとは思っているが・・・





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2015年2月5日木曜日

生後645日目 妻、無双状態

少し帰りの電車に乗るのが遅くなった。「バス待ちが30分になるので、歩いて帰ります」と妻にSMSを送ったところ、車で迎えに行くよと返信があった。ちょっと運動したかったのだが(^^・・・

駅のロータリーで数分待っていると、チャイルドシートに息子を乗せて妻がやってきた。今日は道が混んでいて遅くなったという。妻は昨日の日中、母親を術後の受診に連れていっていたはずだ。義母は先週、下肢静脈瘤のレーザ焼灼術を受けている。

妻が運転しながら言う。

「今日は、病院で3人の人に話しかけました」

「へえ」

「一人目は、駐車場から歩いている時に見かけたおばあさん。1歩か2歩、歩いては休んでいるので気になっちゃって。車椅子を持ってきましょうかと声をかけたんだけど、『いや~ええです』って言うの。しかも声に全然元気がない」

「じゃあ一旦受付に行って・・・」

「そう。玄関まで先に行ったら、”ボランティア” って書いた名札した若い女の子・・・たぶん学生さん?が居たから、ちょうどいいやって思って、『こんな感じのおばあさんが居るから、車椅子で迎えに行ってあげて』ってお願いしたの。そしたら、『わかりました~』ってすぐに行ってくれたわ。で、その時に、その子が口唇口蓋裂だったと分かったんだけど、もう行っちゃったあと」

「まあ、いい事したね」

「うん。でね、次は会計の時、どう並んだらいいか分からなさそうなおじいさん。だから声をかけて座っててもらって、あたし達の会計の順番になった時に、係の人に『あそこのおじいさんの会計をしてあげてください』ってお願いしたの。耳が遠いみたいで、係の人も大きな声で話しかけてたわ」

「うんうん。で、3人目は?」

「病院の食堂で母と一緒に食事をとった後で帰ったんだけど、玄関でさっきのボランティアさんがいたの。おばあさんの事聞いたら『ありがとうございます。車椅子でお連れしました』 って。でね、『本当に失礼だったらごめんなさい。口唇口蓋裂だったのよね?』って聞いたの」

「お~~」

「そしたら『そうです』って。あたし、『この子(息子)も両側の口唇口蓋裂なんです』って言って、お話を聞かせてもらったの」

知らない人でもグイグイ話しかける妻らしい。特に昨日はバイタリティに溢れていて、いわゆる「無双状態」。

ボランティアさんに聞いた話の要点は以下のような感じだ。
  • 15歳位まで言語治療をした。小学生の頃まではかなり頻繁だった。
  • 「言語の先生」が怖くて行くのが嫌だった。声を録音して親に行ってもらったことも。
  • うまく発音できなかったし、小さい頃はあまり喋らなかったと思う。
まず、妻の不躾な質問に答えてくれたボランティアさんに本当に感謝したい。

人それぞれだと思うが、やはり言語治療に頻繁に通う可能性も小さくないようだ。それにしても「言語の先生が怖かった」というのは、親にとってはちょっとショックなことだ。施療者が患者に恐れられていては・・・特に継続的なリハビリが必要な疾患なのだから・・・治療に悪影響が出る可能性がある。小さな子供は施療者の交代を訴えることもできないだろうし、そうした子供の気持ちは親が汲み取ってあげるようにしたいものだ。

だが、その子は(病院でボランティアをしているくらいだから)おそらく医療関係の学校に進んだのだろう。どの方面を目指しているのかまでは、妻は聞かなかったらしい。

「言語聴覚士(ST)とか目指してるのかな」

「聞かなかったわ・・・。でも普通でもSTはタイヘンよ。発音指導するんだから自分が正しい発音できてないといけないし」

「そうだね。普通の人より何倍も努力しないといけないかもしれない・・・けど、もしSTになれたら、当事者の経験があるから、すごくいい『言語の先生』になれるかも」

「そうだわねぇ。すごく感じのいいしっかりした子だったから、何になるにしても頑張ってほしいわ」

・・・

息子は昨日もヤンチャし放題。狭い所に入って遊ぶのはもちろん、(私の監視のもと)階段を昇り降りして遊ぶこと20分以上。さすがに疲れるのである・・・


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2014年10月31日金曜日

生後547日目 声掛け・話し掛け

昨日から急に、というわけでもないが、若干息子への声掛け・話し掛けが多くなった我が家。7割くらいは妻。
「ご飯食べる人!(手を挙げる)」
「(お風呂で)はいズボン脱いで~(脱ぐ真似)」
挙手や着衣・脱衣も積極的に働きかけてみると、少しずつではあるがそれなりに進歩しているので、この調子でやってみることにしよう。意味のある言葉はあまり出ないが、現段階では発語よりも内面的な言葉・・・モノや概念の名称を蓄積していきましょうと指導を受けている。
「普通だったらこんなにチェックされないから、発達ものんびり見てられるんだけど。。。」
とは妻の言葉である。まあ2~3箇月おきに「身体が96、認知が95、言語が70ですね~」とか評価されると、否応なくST(言語聴覚士)さんやDr.の指示をもとに、あれこれやらなきゃ・・・という気持ちになってしまう。

発達の度合いが人それぞれだというのは私も妻もよく分かっている。実家の両親に聞けば、私などは2歳を過ぎても喃語の一つも発さなかったそうだ。母は祖母に、「この子はお腹に何か忘れてきてる」とか言われて結構カチンときたらしい。その分、しゃべり始めるといきなり大人と同じような言葉遣いだったそうで、「この子は完全主義者なんですよ」と祖母に言い返したとかなんとか。
息子は元気に遊んでいるが、ごく僅かに咳の症状がある(4~5時間に1度くらい)。熱や下痢などの症状は無い。入院まであと10日、何とか本格的な風邪などにならずに済みますように。


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