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2013年9月4日水曜日

生後125日目 形成外科受診4回目・術前検査

口唇裂手術まであと9日。本来は先月に術前検査の予定だったが、ちょうどその日に発熱して緊急入院してしまい、本日に延期になっていた。

生後111日目 形成外科受診4回目・・・のつもりが発熱して入院

医大附属病院の予約時刻は10時で、天気予報では大雨が予想されている。今日は私が仕事を休めないので、妻一人で息子を連れていってもらわなければならないのだが、駐車場から病院の玄関までベビーカーで移動するあいだに雨に濡れてしまう。車寄せで病院の職員さんに預けて、駐車して戻ってきてはどうかと言っておいたが妻はどうするだろうか。

自分の手をまるごと口に入れようとする
寝返り完成までもうちょい

昨晩の体重は7.6kg。咳や痰、熱はない。

そういえば昨日のお風呂では、眠っていたところを無理に起こしたせいか、洗い場で洗ってバスタブに入れている間、ずっと大声で泣いていた。基本的に息子はお風呂が大好きなので、そうしたことは珍しい。今までに1度くらいしかなかったはずだ。

妻からは適宜SMSで状況や術前検査の結果を知らせてもらうことにしている。午後2時くらいにはわかるかな・・・

・・・

妻はSMSで血液検査の結果待ちではあるものの、術前検査では問題がなかったことを伝えてきた。

帰宅して話を聞くと、形成外科では口唇裂の手術の概要を絵で説明してもらったそうだ。


上(術前)と下(術後)の絵をよく見くらべると、だんだんとイメージが湧いてくる。

形成のあとは小児科・耳鼻科・リハビリ科と回り、特に問題がなかったので雨の中を運転して帰ってきたそうだ。おそらく血液検査でも問題は出ないので、熱が出たりしなければ9日後に手術になるだろう。

今回の受診では、同じ口唇口蓋裂のお子さんの初受診に来られたお母様との出会いがあったそうだ。全部妻からの伝聞になるが、少し明日の記事に書こうと思う。
 


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2013年8月10日土曜日

生後100日目 百日祝い・・・/これまでの経過

生後100~120日は、「お食い初め」「百日(ももか)祝い」と言って、生涯食べることに困らないようにと、食事をする真似をさせる儀式が行われる時期だ。

息子はちょうど今日が生後100日にあたる。口唇口蓋裂はあるが、有難いことにここまで発達は順調だし、その他の障害は見つかっていない。

さて、「お食い初め」に関しては特に何も準備をしていない。赤飯と鯛の尾頭つきでも買って、車で15分の実家に行こうかな・・・


節目の日なので、これまでの経過を時系列でまとめておく。



誕生~生後1箇月
生後1箇月~生後2箇月
生後2箇月~生後3箇月
生後3箇月~




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2013年6月12日水曜日

生後41日目 形成外科受診日

今日は2回目の形成外科受診日だ。実際には形成外科・耳鼻科・リハビリ科を大学附属病院内でぐるぐる回る、1日がかりの受診になる。

息子の体重は4.7kgになり、このペースでいけばあと1ヶ月強で最初の目標である口唇裂の手術が可能な6kgに到達しそうだ。もちろん手術の条件は体重ばかりではなく、矯正歯科での今までの治療成果にもよるだろう。今日の受診で手術の日程がある程度はっきりすれば良いかな~という程度に考えている。



・・・
今日の受診では、形成外科→言語聴覚療法→リハビリ→耳鼻科と回ったが、前回よりは短時間で済ませることができた。

形成外科では、おおよその口唇裂手術の時期が8月中旬~下旬、もしかしたら9月初旬ということになった。これでいくつか予防接種ができる(手術前1ヶ月までに受けるのが条件)。息子は両側の口唇裂だが、一回の手術で左右とも縫合する。手術時間は正味3時間くらい、とのこと。

言語聴覚療法では、言語聴覚士の方からの、口唇裂手術に備えて抑制筒や細口乳首での授乳についての指導。

リハビリでは現状の確認で、体重を4.7kgと伝えたら「・・・出生時から1.5kg? 1箇月ですよね?」とちょっと驚かれた(実際は1箇月と9日)。体幹・四肢の状態に問題がないこと、泣き声も大きな声で高音が良く出ていて、くぐもった感じがないことを褒めてもらえた。もう少しで首が座りそう、とも言われた。

耳鼻科は鼓膜の状態の確認のみ、約2分で終了。

ちなみに子ども医療の補助のおかげで会計は0円だった。売店で口蓋裂用の乳首を2個買い足して病院を出た。

・・・

帰り道に手芸店に寄って、やっとこさ抑制筒の材料を購入した。妻はあまり裁縫が得意ではないので延び延びになっていたのだが、そろそろ年貢の納め時のようだ。ボタン付け以外は全くできない私よりはマシだと思うが。。。



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2013年5月28日火曜日

生後26日目 矯正歯科受診3回目/ここまでの経過

【妊娠19週5日】

エコーにて口唇口蓋裂と診断される。その他の異常所見(心疾患、後頭浮腫)なし。

【妊娠後期】

WEBサイト、書籍などで情報収集。身内や親しい友人へ胎児が口唇口蓋裂であることを伝える。

【予定日10日前】

助産師健診にて胎児心拍低下の所見。翌日入院して陣痛促進剤使用を決定。

【予定日9日前】

入院。陣痛促進剤投与するも、子宮口が開かず。夜間は投与中断。

【予定日8日前】

早朝より陣痛促進剤投与。午後、人工破水するも、出産に至らず。

【予定日7日前:誕生】

午前3時より陣痛促進剤投与、入院より54時間後の午後1時42分に出生。体重3250gの男児。アプガースコア9。



【生後2日目】

直接授乳を試すも、その時点では授乳できず。口唇口蓋裂用哺乳瓶により 授乳。



【生後4日目】

口腔内の潰瘍のため、チューブ授乳に切り替え。



【 生後5日目】

新生児黄疸。光線治療。



【生後13日目】

退院。その足で医大附属病院を受診。チューブから口唇口蓋裂用哺乳瓶に切り替え。



【生後14日目】

矯正歯科受診。ホッツ床型取り。テープによる矯正開始。



【生後21日目】

矯正歯科受診2回目。ホッツ床装着開始。



【生後26日目】

矯正歯科受診3回目。←今ココ。



・・・

ということで、今日は矯正歯科受診3回目。午前半休を頂いて、妻と一緒に連れて行く。



2013年5月15日水曜日

生後13日目 医大附属病院受診・退院

いよいよ医大附属病院受診の日だ。現在午前2時50分。私はどうしても外せない作業があり、午前4時出社の時差出勤をした上で、午後半休扱いにして病院に向かう。妻は後から現在の病院に行って息子の退院手続きを行い、息子を連れて医大附属病院に行き、私と落ち合う予定だ。

・・・

午後5時。病院から帰ってきたところ。遅くまでまでかかるかと思っていたけれど、意外と明るいうちに帰ってこれた。とは言うものの、大きな病院なので待ち時間がとにかく長い。10時半の予約だったが、形成外科の診察室に入れたのはお昼を回っていた。

診察を1時間半ほど待っているあいだ、やたら大きな声で受付に難癖をつける爺さんがいて、せっかく寝ていた息子が起きてしまった。待合にはもたくさん小さい子がいてビックリしていたし、さすがに頭にきたので、待合にいたもう一人の男性と協力して追い出してしまった。まあ殴られて怪我してもそこは病院だ。

・・・そんなくだらないことはともかく・・・

形成外科の診察では、口唇口蓋裂のひと通りの説明をしていただいた。最初の口唇裂の手術は、やはり3箇月くらいが目安とのこと。ホッツ床については、この病院では昨年までおられた矯正歯科の先生が他所に移られており、その矯正歯科への紹介という形で、そちらで型取りを行うことになった。ちょうどその矯正歯科の先生が同室されていて、左右の耳の位置や手足の指の状態まで細かく診てもらえた。診察の合間にその矯正歯科に予約を取り、明日伺うことにした。仕事との兼ね合いがちょっと厳しい部分もあるが、できるだけ早く治療を開始したほうが良いということだったので、最悪休日出勤でカバーして調整する。

形成外科の次は耳鼻科で、ここは簡単なチェックのみ。その次はリハビリテーション科。構音障害などについて説明を受けた。耳鼻科もリハビリテーション科も、1箇月ごとの形成外科の受診に合わせて診察を受ける。

リハビリテーション科の待合では、隣県から来られたという、口唇裂手術後間もない男の子を連れたお母さんとおばあちゃんにお話を伺うことができた。手術時の体重は6kgに少し足りなかったが、問題なかったとのこと。お顔を見せていただいたが、正直どこが手術痕か、一見しただけではわからない。お母さんに「うちの子も、そのお子さんと同じでしたよ」と伺って、かなり安心することができた。妻も、今日の受診で最も印象深かったのは、その子とお母さんに会えたことだと言っている。面識のない方に声をかけていいものか少し遠慮があったが、話しかけて良かったと思っている。



そして息子は、初の我が家だ。これからは4人の生活が始まる。他にもいろいろ書きたいことがあるが、さすがに疲れたので明日以後の記事で。