ラベル 鼻孔レティナ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 鼻孔レティナ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年7月10日水曜日

生後2260日目 抜糸、退院





昨日、病室にて抜糸を行い、無事退院することができた。レティナを固定していた糸も抜糸したため、これから半年ほどレティナをテープで留める必要がある。この状態で保育園にも行くわけだが、果たして周りの反応は如何に。




当事者、親御さんのブログが他にもたくさん→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へ
更新情報は:

2019年7月1日月曜日

生後2251日目 修正手術終了

昨日の夕方に電話が入り、耳鼻科のオペの説明を受けるために少し早めに医大附属病院に戻った。
日本の地図77はメルカリで手に入れた
息子はまだリラックスモード。インフォームドコンセント室で説明を受けた後、私は自宅に戻った。

翌日、朝のラッシュを避けるためいつもより1時間半ほど遅い時間のバスにのり、JRで一駅先の医大附属病院に向かった。曇り空ではあったがまだ雨は降っていなかった。

午後1時、少し眠くなる薬を内服し、手術衣に着替えて待機。
鼻の穴が横に広がっている
予定時間通りに呼び出しがかかり、少しウトウトし始めた息子をカートに乗せて手術室に向かった。長い廊下とエレベータを使い、手術前室の自動ドアが閉まったのが13時32分だった。

手術が終了したという知らせが病室に届いたのは、それから4時間後。
手術により、上唇の中央部分が修正され、鼻孔の内側が縫い合わされて、レティナが糸で縫い付けられている。この他、両方の鼓膜にT型チューブが留置されている。私が病室から帰ったのは19時前だったので、まだ意識はあまりハッキリしていなかった。

仕事がちょっと忙しいので、夕方は病院に立ち寄ることができないかもしれない。早起きができれば朝、顔を見に寄りたいと思う。


当事者、親御さんのブログが他にもたくさん→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へ
更新情報は:

2019年6月15日土曜日

生後2235日目 修正手術概要図と両親の免許証返納

私の両親はどちらも1936年生まれだから、83歳。高齢者による暴走事故が連日報道されるようになる前に、誰に言われるでもなく免許証を返納し、愛車も手放した。父は初期型プリウスに乗っていたが、微小脳梗塞の影響で視界が悪くなったことが理由。母はMTのカリーナを愛用していたが、体力の衰えを自分で認識して運転をやめた。母は何十年も無事故無違反であったし、ついにATの自動車には乗ったことがなかった。

実家は車がないと買い物にも困るような場所にあり、通院や買い物など街に用があるときは現在は義兄(姉の旦那)が車を出してくれている。私もできるだけ、休みの土曜日などには顔を出すようにしている。

個人差はあるものの、80歳を超えれば認知機能や運動機能はどうしても低下する。全員運転をやめろとは言わないが、MTの操作が辛くなったら辞め時ではないかと思う。高齢者に対してMT限定免許に変更するという案が出ているが、基本的には賛成である。

両親が免許を返納し自動車も手放した今、暴走事故の加害者になる確率は限りなくゼロに近づいた。息子として心配の種が少なくなって安堵している。

さて、来週は息子が18日に入院、19日に鼻と上唇の修正手術である。
形成外科の担当医による概要図によれば、鼻の内側を切開して縫い合わせて高くする手術と、上唇の縫い合わせ部分を綺麗にする手術になる。今回、瘻孔の手術はしないことになった。

術後はレティナを半年ほど鼻の穴に入れるそうだ。口唇裂の手術の時は分別が付かなくてレティナをすぐに外してしまっていたが、今回は本人の心がけ次第。どうなることやら。

手術の直前・直後には、鼻と唇の写真を撮って当ブログに掲載しようと思う。




当事者、親御さんのブログが他にもたくさん→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へ
更新情報は:

2014年4月21日月曜日

生後354日目 鼻孔レティナを外すのはいつなのか

息子の場合、鼻孔レティナを外してもいいとDr.に言われたのは、術後2箇月の時点だった。しかしこれはかなり早い方で、病院または患者さんによっては、年単位で装着すると言われる場合もあるらしい。

2013年10月11日金曜日

生後162日目 口唇裂術後4週間 最近のケア

博多の整形外科病院で火災があり、現時点で一人が亡くなり、9人の方が心肺停止の状態だそうだ。整形外科病院に入院されていた方は足腰が不自由な高齢者が多かったそうで、避難も難しかったと思われる。病院や高齢者施設での火災はこのような大惨事に繋がる可能性が高い。未然防止と火災発生時の避難体制確立が再徹底されるべきだろう。(2013/10/12 追記:犠牲になった方は10名と報道されました。ご冥福をお祈りします)

たまには泣き顔
口唇裂手術から4週間が経過した。術後からずっとリザベンという薬をミルクに混ぜて服用している。 リザベンは活性酸素等の発生を抑え、傷痕のケロイド発生を防止する効果がある。

リザベンの服用と合わせて、傷痕を目立たなくするために行うのがスポンジ(レストン)等を使用して傷口を押さえて保護するテーピングだ。皮膚の傷は、傷口を拡げるような力がかかると傷痕が目立つようになってしまうため、縫合線に対して直角に、傷口を狭めるようにテーピングを行う。テーピングの目安は3箇月。

息子もレストンとスキントーン(マイクロポア)を使用していたが、肌荒れがひどくなったためシカケア(シリコンジェルシート)を使うように変更された。これも鼻の下に左右に延ばすように貼って傷口を狭めるような力が働くようにしている。ただし剥がれやすいので、シカケアの断片は3つ用意して剥がれたら別のを貼って洗う、を繰り返している。

それから、口唇裂の術後鼻の形が崩れるのを防ぐために入れているのが鼻孔レティナ。


これもただ入れただけでは外れるので、スキントーンを巻きつけて鼻に貼っている。鼻はスキントーンに対して荒れにくいが、一応毎朝スキントーンを貼り直している。スキントーンは巻きつける部分も含めて長さ6cmくらいにすると、鼻に貼る長さは3cmくらいになってちょうどいいようだ。レティナには挿入時に感染症防止と潤滑の意味でゲンタシンを薄く塗っている。





他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

2013年9月26日木曜日

生後147日目 子供を手術に送り出す時


口唇裂手術から12日経過した昨晩のお顔。

お風呂にはいる時はレストンと鼻孔レティナは外している。何となく、そのほうが本人が気持ち良いのではないかと思っている。

風邪は鼻水だけが出て、たま~に咳が出ている状態で、熱や他の症状はない。レティナをしていて鼻水が出ていると詰まりかけて寝苦しそうなので、最近はお風呂のあと、レストンだけで寝させている。私が朝出かける前に鼻孔レティナを入れる。苦しそうだからと、1日レティナを入れてないと、鼻がぺちゃんこになってしまう。

・・・

昨晩も妻と、息子を手術室で見送った時の話になった。妻は思い出すと今でも「えぐえぐ」になるそうだ。そういえば、息子の手術と同じ日の夕方、口唇口蓋裂の5歳の男の子が外鼻の修正手術を受けた時の話がある。

5歳だからお母さんと一緒に病室から手術室まで歩いていくのだが、前室まで来て、そこから一人で手術室のドアの手前まで歩いて行った男の子は、怖くなったのかピタっと止まってしまった。
(私が泣いたり不安な顔をしていると、子供が不安になるから)
お母さんは必死で作った笑顔で、立ち止まって黙ったままの子供の背中に
「大丈夫だから。行きなさい」
と声をかけた。男の子は両手を握りしめて、振り向かずに手術室に入っていった。

子供を見送り、病室へ戻る廊下をお母さんは泣きながら歩いていた。

・・・

命に関わるものでなくとも、我が子を手術に送り出す時は形容しがたい辛さがある。口唇口蓋裂の治療は何度も手術を繰り返さなくてはならない。子供の将来の為ではあるが、少々憂鬱になるのも確かだ。




他のブログもチェック→にほんブログ村 病気ブログ 口唇口蓋裂へにほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ