2014年9月13日土曜日

生後499日目 Operation Smileから、ジンデンちゃんのストーリー

郵便受けに入っていた Operation Smile の手紙を持って家に入ると、ちょうど妻が夕食の準備をしているところだった。Operation Smileからの手紙には、毎回様々な、口唇口蓋裂の子供のストーリーが記されている。今回は、フィリピンの漁村に生まれたジンデンちゃん。


文章を読む前に写真が目に飛び込んでくる。眼がぱっちりとしていて、とてもかわいい女の子だ。片側不完全の口唇裂。鼻はバランスの良い形に見える。

ジンデンちゃんの両親は非常に貧しかったが、最初の子供が生まれるのを楽しみにしていた。しかし、生まれた直後に「あっ」と声をあげてしまった。その時初めて我が子が口唇裂であることを知ったからだ。

両親はジンデンちゃんに愛情を注いで育てたが、口唇裂のせいで友だちができずいつもひとりぼっちだった。

ある日、両親はOperation Smileの無料手術のことを知る。いつ自分達の地域に来てくれるのか分からなかったが、他に選択肢はない。数カ月後、待ち続けた両親のもとに手術が受けられるという知らせが届いた。

手術は無事終わり、ジンデンちゃんは輝く笑顔を手に入れた。


ストーリーは母親のメッセージで締めくくられていた。

To the staff, nurses, volunteers, doctors and donors who made and helped to make this operation a successful one :

From the bottom of my heart I would like to say thank you for making my daughter Jinden a very beautiful girl. This is the most wonderful gift I ever had.

This is the new journey of Jinden. Thank you so much Operation Smile!

- Eden Rose


Operation Smileが子供一人に手術をするために必要な費用は25,000円。その金額で、一人の人生が変わる。日本では医療保険制度が整い、子ども医療費の助成もあって手術の費用負担はほとんどないが、海外の貧しい地域ではジンテンちゃんのような子供が生まれ、そのうち10人に1人が1歳をまたずに亡くなっている。

私は不定期に些少ではあるが、このブログの広告収入を寄付させて頂いている。

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息子の咳はかなり少なくなった。体重は変わらず11kg。

誰?



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2014年9月12日金曜日

生後498日目 咳と肌荒れと、物件探し

息子の咳が若干おさまったような気がする、と妻が言うので、3日ぶりに息子を風呂に入れることにした。アトピーはおさまっているのだが、お腹まわりがかなりカサカサになっている。「エモリカ」という入浴剤を入れた風呂に毎日入れているとしっとりするのだが、今回のように咳が出たりしてお風呂を中断していると、とたんに肌の状態が悪くなる。

息子の皮膚に関する体質は妻の特徴を受け継いているようで、色が白いのは良いとして、その他の乾燥・敏感肌も遺伝しているので妻は残念そうだ。まあ、大きくなったらまた体質が変わるかもしれないし。

今朝になると、また息子の咳が頻繁になっていた。熱を測ってみると、腋下で35.6℃。全くの平熱だ。咳が出ている以外は元気そのもの。かわりに妻がやはり喉の痛みを感じ始めたようだ。のどスプレーで対処していた。

まあ9月中は風邪をひくのも仕方ないとしよう。10月末の術前検査の頃に元気なら・・・

・・・

某有名住宅情報サイトを見ていたら、娘が通っていた高校の近くに良さそうな物件が見つかった。今の自宅から駅2つ分、息子がかかっている病院に近くなる。小学校は徒歩15分くらいで、中学校はちょっと娘の高校に息子が入れるという前提なら、高校への通学時間は徒歩で10分くらいのはずだ。

築年数はちょっと経っているものの、土地と延床面積は広いし、物件の概要を見た妻が気に入っている。今頃、妻が電話をかけようとしているはずだ。都合が合えば、日曜か月曜に見に行けるかもしれない。

息子はちょっとだけ「おかたづけ」ができるようになった。ソフト積み木を透明ケースに5・6個入れるだけだが・・・



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2014年9月11日木曜日

生後497日目 従叔父が亡くなる

昨日はタフな1日だった。午前3時に喉の痛みで起きたのを皮切りに、まず最初の仕事はずっと運用保守しているシステムの改訂を本番環境へリリースする作業。12時からの移行に向けて午前中から準備し、昼休みのほとんどを使って移行作業。妻が作ってくれたお弁当を無理矢理食べたところで昼休み終了。。。

あまりにしんどいので「30分寝る!」と宣言して執務室の隅のソファで横になったが、移行作業で神経がピリピリしていたので眠れるはずもなく30分経過。そこから喉の痛みを我慢しながら、新人さんにOJTでNode.jsのプログラミング指導。午後4時からは客先へRFPの説明を聞きに行き、それが終わっても客先に残って別案件2つの打合せ。

客先を出たのは会社に戻っても無駄な時刻だったので、そこから直帰。まだ咳が出ている息子に夕食を食べさせていたら、実家から私の携帯に着信した。従叔父(私の父の従弟)が脳梗塞で亡くなったという。私の実家の隣に住んでいた従叔父だから、行かない選択肢はない。

この時点で体力はほとんどゼロ。また妻に香典の表書きをしてもらい、車で数分の葬儀場へ。結局葬儀場では段取りの話をして約1時間。

家に戻った時には21時過ぎ。息子はまだ咳をしているし、私の体力はマイナスに減少していたので、2日連続になるがお風呂はパス。。。

従叔父が脳梗塞で倒れたのは日曜日。それから3日で亡くなった。それまで前兆もなく、突然の事だった。私は脂質異常症を持っていて、コレステロールのコントロールをしなければ血管の病気になりやすい。少なくとも息子が大人になるまで、絶対に倒れる訳にはいかない。健康管理が重要だとあらためて思う。


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2014年9月10日水曜日

生後496日目 熱はないが咳が出る

昨晩は少し退社時間が遅くなりそうだったので、妻にその旨SMSで伝えると、
「会社まで迎えに行こうか♪」
という返信。自宅から私の勤務先までは車で約1時間かかる。普通なら電車で帰るよと返すところだろうが、お願いしますと答えた。勤務先まで迎えに来た場合は、その後どこかで外食するから、妻が息子に邪魔されながら夕食を作らなくていいし、気分転換になるだろうと思ったからだ。

きっちり1時間後、妻が息子を連れてあらわれた。道中、息子は良い子にしていたという。ただ、咳とくしゃみが出ているそうだ。額に手を当ててみたが熱はない。様子も普段どおり。ちょっと気になるが近くのセルフ式食堂で簡単な夕食を済ませた。

息子は食欲もしっかりあったので、そんなに心配しないで帰宅したのだが、咳が頻繁になってきたのでお風呂はパスすることにして、早々に就寝。

・・・

午前3時。今度は私が喉の痛みで目が覚めた。葛根湯とロキソニンを探して飲み、あまり眠れなかったが午前5時に起床した。ロキソニンのおかげで喉の痛みは軽いが、身体は全体的にだるい。

息子は元気だが、咳の頻度は上がっているし、普段に比べてやや機嫌が悪いような気がする。熱を測ったが腋下で36℃。平熱なので医療機関に行く必要はないだろう。妻は大変だと思うが、今日は外出せずにおとなしくしていてもらおう。




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