2014年10月19日日曜日

生後535日目 情報処理技術者試験・秋

今日は10月の第3日曜日。情報処理技術者試験の日。今回私は「情報セキュリティスペシャリスト」を受験する。私は「応用情報技術者」「ネットワークスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」「プロジェクト・マネージャ」を受験していずれも合格しているが、今回ほど自宅で勉強せずに挑んだことはない。

基本的に、家に帰ってから寝るまでは息子の世話で勉強するヒマはない。そっと早起きして勉強しようとしても、そんな時は息子も早起きしてしまうことが多いのだ。。。

従って、勉強時間はほとんど通勤電車の中だけであった。さて、この状態で合格できるものかどうか。

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昨日のお出かけは、リフォーム業者さんとの打合せで引越先へ。終始上機嫌だったので、息子はおじさん好きなのかも。業者さんは私より10歳くらい上なのだが、ものすごい子供好きなことが分かった。リフォームの打合せと同じくらいの時間、子育ての話題で雑談をしたくらいだ。その話はまた後日。

そろそろ試験にでかける準備をしなければ。。。




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2014年10月18日土曜日

生後534日目 阪神と巨人

昨日の記事からも何となく分かるように、私は阪神ファンである。尼崎にいた伯母の影響なのだが、伯母が私に贈ってくれたものは全て、学用品から自転車に至るまで阪神タイガースの商標が入っていた。例えば「六甲おろし」の歌詞と楽譜が書かれた下敷き、黄色と黒の縞模様の鉛筆などである。たまに伯母の所に遊びに行けば、連れていってもらう所は甲子園球場か阪神百貨店だった。

小学生時代の私がドキドキしながらテレビで観ていたのは小林投手と巨人打線の勝負だった。小林投手と巨人にどういう因縁があったのか当時の私にはよく分からなかったのだが、巨人戦になると闘志をむき出しにして投げる小林投手が大好きだった。小林投手独特のアンダースロー(サイドスロー)の投球フォームを真似て、帽子を振り落としながら投げる真似をした人は、私の同世代には多いのではないだろうか。

その小林氏は2010年、心筋梗塞で突然亡くなる。満57歳。あまりに早い死だった。その3年前、テレビCMで対談するという形で江川氏と「和解」しているが、そのCMを御覧になった方も多いだろう。

CMを扱った動画をさがすと、その中で小林氏が江川氏にこんな声をかけていた。
「君もさ、しんどかったよね。僕もしんどかったけど」
人生を狂わせた相手をも気遣いながら、少しぎこちないながらも打ち解けて話す小林氏の姿は、人間臭くてカッコ良かったと思う。若くして亡くなられたのが本当に惜しい。

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さて、阪神は昨日も勝って日本シリーズに王手。ここのところ野球ばかり観ているので、妻もそれなりに詳しくなってきた。この前まで阪神のピッチャーは「シュッとしてる」能見選手くらいしか知らなかったのだが、メッセンジャー選手やオ・スンファン選手も覚えたようだ。
「結局野球ってピッチャーがほとんどなのね」
野球の本質を突いた一言である。我が妻恐るべし。

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息子は私達がテレビで野球を観戦している間、汗だくになるほど遊んでいた。下の写真は何をしようとしているのか分からないが、最近息子の中で流行っている遊びのようだ。

あと、人差し指を両方のほっぺに付けて可愛い表情をしてくれるのだが、なかなかその瞬間が撮影できない。
口蓋裂手術の術前検査まであと10日。そろそろ妻が緊張してきたようだ。入院までだと3週間もあるのだが、考えると憂鬱になってくるそうだ。サポートのため、私も入院日から5日間休みを取る予定にしている。取引先にもその期間は休むということを伝えてある。あとは術前検査や入院時に熱を出したりしないように祈るのみ。



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2014年10月17日金曜日

生後533日目 ベビーサークルの使用法が逆。

御嶽山の噴火による行方不明者は7名残っておられる。しかし山頂付近では火山灰に雨が降って凍りつき、「探索棒」を挿すことができない状態で、自衛隊・消防・警察の捜索は日に日に困難を極めるものになったそうだ。日々訓練を重ねている屈強な隊員ですら、中には体調不良で下山せざるを得ないこともあるという。災害対策本部は捜索隊員の安全を守るために、来年の春まで捜索を中止する苦渋の決断をしたそうだ。

そうしたニュースの中に、捜索最後の日となった昨日、自衛隊のヘリコプターが行方不明者の家族を乗せ、御嶽山の上空を飛行したという報道を目にした。その後のインタビューで「お別れをすることができました。ありがとうございました」と俯きながら話す家族の姿に、なんとも言えない切なさを感じた。

突然家族を失うことの辛さを思うと、私の家族にはできるだけ危ないところには行ってもらいたくないというのが正直なところだ。しかし自分はどうだったかと振り返れば、高校時代に学校をサボって自転車で一人、九州を一周してみたりとか、今から思えば親に心配をかけていたことは間違いない。

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さて、昨晩も前日に続いてプロ野球セリーグのCSファイナルステージを観ていた。その間、息子は室内物干しを倒す遊びを繰り返し、何度も妻に叱られる始末。仕方ないので4つのパーツに分解し、ベビーサークルの内側にその他の物品と一緒にしまいこんだ。サークルの使い方が逆である。進撃の巨人で例えると巨人側が息子で、壁がベビーサークル。人類のエリアに息子に触らせたくないモノを入れてある。しかし、以前にも壁を乗り越えたことがあり、その陥落も時間の問題である。

ひとしきり暴れたあと、テレビが阪神の追加点の場面を映しだした頃には、息子は妻のタブレット端末(Nexus7)で遊んで落ち着いた。インカメラを起動しておくと自分が映って楽しいようだ。
これはその時に偶然シャッターアイコンをタップして写したもの。彼の人生初の自撮り画像である。

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今朝は冷え込んだので、妻は息子にフリースの上着を着せ、「可愛い~」を連発していた。服に関しては、織物工場を営む知り合いから、お下がりを山ほど貰っているので、毎日着せ替えが楽しめる。しかもいっちょ前にラルフローレンとかのタグが付いたものまで。父ちゃんよりよほど衣装持ちだ。



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2014年10月16日木曜日

生後532日目 息子と手を繋いで・・・

いつもの東京出張に比較すると、16:30という早い時間に東京駅で新幹線に乗れた昨日。「のぞみ」の車内でできることといえば、本を読むくらい。次の日曜日には情報処理技術者試験があるので、その対策本を読んだりしていたのだが、出張帰りの頭では集中が30分くらいしか続かず、気分転換に電子書籍で他の本を読んだりしていた。

昨日読んでいたのは「心にナイフをしのばせて」という本。今年の佐世保の事件のあとで購入した本だ。同級生を殺して首を切断したという少年Aの心理が深く描かれている・・・のかと思いきや、大半が被害者家族、中でも被害者の妹さんの一人称視点での文章で占められていた。こうした事件で被害者家族がどれほどダメージを受けるか、ということを知るのには良いだろうが、正直なところあまりに長すぎて途中で飽きてしまい、放置していた。それを新幹線の中で読了までもっていったのだが、読後に言いようのない違和感が残った。とにかく、残虐な事件での加害者心理を知りたいという場合には、この本は全く役に立たないということは言える。

そのうちに新幹線が駅につき、在来線に乗り換えて30分。最寄り駅の改札を抜けると、妻と息子が迎えに来てくれていた。息子は最近お気に入りの靴を履いて妻の周囲をクルクル回っていた。その様子があまりに可愛かったので、往復合計8時間の電車の旅の疲れも吹き飛ぶ(^^)

息子と手を繋いで駅から歩いていると、何とも幸せな気分。家について靴を脱がせても、息子はずっと自分の靴を気にしていた(リビングにいても玄関まで行って靴を触ろうとする)。彼にとっても靴は「お出かけ」の象徴なのだろう。下駄箱に息子の靴もしまいながら、「クックもオヤスミだよ~」と言って無理矢理納得させた。

昨日の日中、妻は口蓋裂の手術に備えて抑制筒作りをしていた。今回はクリップで服の袖に留める方式のようだ。クリップの破損に備えてもう一組作る予定で、合計2組4本で臨む。


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